三井住友カードでのクレカ積立は本当にお得?メリット・デメリットを実例付きで徹底解説

クレジットカード

近年、クレジットカードで投資信託を積み立てられる「クレカ積立」が注目を集めています。特に三井住友カード×SBI証券の組み合わせは、ポイント還元もあり人気のサービスです。とはいえ、「調べてもデメリットが見つからないのは逆に不安」という声も少なくありません。この記事では、三井住友カードでのクレカ積立に関するリアルなメリット・デメリットを実例とともに紹介し、利用前に押さえておくべきポイントを整理します。

三井住友カードのクレカ積立とは?

三井住友カードのクレカ積立とは、SBI証券を通じて、毎月の投資信託の買付をクレジットカード決済で行えるサービスです。対象の三井住友カード(NL・ゴールド・プラチナなど)で設定することで、毎月の積立額に応じてVポイントが付与されます。

積立可能額は最大5万円/月で、還元率はカードの種類により異なります。通常は0.5%、ゴールドで1.0%、プラチナでは最大2.0%となっています。

クレカ積立の主なメリット

1. ポイント還元で実質利回りアップ

たとえば、月5万円を積立し、1%還元のカードを使用した場合、年間で6,000円分のVポイントが還元されます。これは実質的に「年利1.0%上乗せ」で運用しているのと同じ効果です。

2. 資産形成が自動化できる

一度設定すれば毎月自動で投信が購入されるため、投資の習慣化がしやすく、時間分散も効いてリスク軽減につながります。

3. 積立NISAにも対応可能

クレカ積立は積立NISAでも利用できるため、非課税制度とポイント還元を同時に活用できる非常に効率の良い投資方法です。

知っておきたいデメリットと注意点

1. 売却益・元本割れのリスクは変わらない

ポイントがもらえるとはいえ、投資対象はあくまで投資信託。市場の変動によって元本割れするリスクは避けられません。

2. クレジットカードの利用枠を圧迫する

毎月の積立金額はカードのショッピング枠を使用するため、他の買い物に使える枠が減る点には注意が必要です。

3. 即日で売却はできない

投資信託は即時売却できず、売却→現金化までに数日かかります。急な資金需要には対応しにくいため、生活資金ではなく余剰資金での運用が前提です。

実際に使っている人の声と体験談

30代会社員Aさん:「1%還元があるゴールドカードに切り替えて、年間6,000ポイントゲット。つみたてNISA口座を使っていて、税制とポイント両取りできて大満足です。」

40代主婦Bさん:「積立額を設定した後は完全に放置。正直なところ、普段の生活で貯まるポイントより圧倒的にお得感があります。」

20代学生Cさん:「クレカの限度額が少ないので、5万円も積立てると他に使える枠が減って不便。でも月1万に抑えてるから問題なし。」

どんな人に向いている?

クレカ積立は、以下のような人に特におすすめです。

  • 日々の生活費とは別に投資資金を確保できる人
  • コツコツ積立で資産形成したい人
  • ポイントも無駄にしたくないお得志向の人
  • つみたてNISAの非課税メリットを最大限活かしたい人

逆に、カードの枠を日常使いでフルに使っている人や、短期トレードが中心の人には不向きな場合もあります。

まとめ

三井住友カードのクレカ積立は、ポイント還元という「おまけ」が付いた非常に効率的な長期投資手段です。ただし、元本割れのリスクやカード枠の管理といった基本的な注意点を理解したうえで、計画的に利用することが大切です。正しい理解と戦略で活用すれば、「投資×節約」を同時に実現する強力な資産形成ツールとなるでしょう。

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