やってるつもりが逆効果?意外とありがちな“節約にならない節約術”とは

家計、節約

節約を意識して生活しているのに、なぜかお金が貯まらない…そんな経験はありませんか?実は、本人が「節約しているつもり」でも、実際は逆に支出が増えてしまっているケースも珍しくありません。本記事では、よくある“節約の落とし穴”とその改善ポイントを具体的な例を交えて紹介します。

安さだけで選んでしまう買い物

「とにかく安いから」という理由で購入した商品が、すぐに壊れたり、満足できずに結局買い直してしまうことはありませんか?

たとえば、安価なイヤホンを買って音質や耐久性に不満を持ち、後から高価なものを買い直すパターンはよくあります。結果的に高くついてしまう典型例です。

使い切れない「まとめ買い」や「セール品」

セールやまとめ買いで「得した気分」になるのは一時的。実際には使い切れずに無駄になるケースも。

たとえば、スーパーでの「3つ買うと1つ無料」や「まとめ買いで10%オフ」に釣られて購入しても、賞味期限切れやスペースの無駄遣いになることもあります。

遠回りしてガソリン代や時間を損している

「少しでも安いガソリンスタンドに行く」「10円安いスーパーをはしごする」など、節約のための移動が多い人は要注意です。

移動時間や燃料代、人件費(自分の時間)を含めると、実際のコストパフォーマンスはマイナスになっていることも。

光熱費の過剰節約は体調や生活に悪影響

電気代を節約するためにエアコンを我慢しすぎたり、お風呂の温度を下げすぎたりする行為は、健康を害する可能性も。

たとえば夏場にエアコンを使わず熱中症になると、医療費や休業損失などがかえって大きな支出となります。

格安スマホや保険の見直しが裏目に出ることも

スマホ料金や保険を見直すのは節約の王道ですが、必要なサービスを削りすぎてしまうと、結局損になることも。

たとえば通話が多い人が通話定額なしの格安SIMに変えると、かえって高くなるケースも。保険も同様で、補償が足りずに万一のときに高額請求…というリスクがあります。

実際にやってる人の声:「こうして失敗しました」

「冷凍食品が安かったので大量購入→冷凍庫がパンパンで使いにくくなり、結局食べずに捨てた」(30代女性)

「1円でも安いガソリンを求めて毎回遠出→ガソリン代と時間が無駄に…」(40代男性)

まとめ:本当の節約とは“価値ある支出を選ぶこと”

節約とは「支出を削ること」ではなく、「お金を価値あることに使うこと」。

目先の価格や割引にとらわれず、長期的な視点で“本当に必要か”を考えることが、お金が貯まる習慣への第一歩です。見直せるポイントをチェックして、無理のない賢い節約を目指しましょう。

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