「ジャパンネット銀行にお金を預けたまま何年も放置してしまった」「気づけばPayPay銀行に名前が変わっていた」といったケースは珍しくありません。銀行名の変更やサービス移行によって、口座へのアクセス方法が変わり、戸惑う人も多いのが実情です。この記事では、旧ジャパンネット銀行の残高を引き出すために必要な手順や、知っておきたい注意点について解説します。
ジャパンネット銀行は現在「PayPay銀行」
旧ジャパンネット銀行は2021年4月5日より「PayPay銀行」へと名称変更されています。銀行の名称が変わっても、口座番号や支店番号、キャッシュカードの有効性は維持されており、基本的にはそのまま利用可能です。
ただし、長期間アクセスしていない場合やログイン情報を忘れてしまっている場合は、再設定や再発行の手続きが必要になることがあります。
PayPay銀行の口座にアクセスする方法
まずはPayPay銀行の公式サイト(https://www.paypay-bank.co.jp/)へアクセスし、ログインを試みましょう。
ログインには「店番号・口座番号」「ログインパスワード」「認証方法(携帯電話・メールなど)」が必要です。もし忘れている場合は、ログイン画面下部の「ログイン情報を忘れた方」から再発行の手続きを行いましょう。
長期間利用していない口座の注意点
ジャパンネット銀行の口座は、5年以上取引がない場合は休眠扱いとなる可能性があります。しかし、PayPay銀行では残高がある限り自動で休眠口座にはならず、利用は継続可能です。
ただし、登録されている連絡先情報(メールアドレス・電話番号など)が古い場合、本人確認に時間がかかる可能性があります。そのため、できるだけ早めに対応することをおすすめします。
出金手続きのステップ
残高を引き出すには、以下の方法が利用可能です。
- ATMからの出金(セブン銀行・ローソン銀行など)
- 他行口座への振込
- PayPayアプリへの連携とチャージ
ATM出金にはPayPay銀行のキャッシュカードが必要です。紛失している場合は、カスタマーセンター(0120-369-074)に問い合わせてカードの再発行を依頼しましょう。
キャッシュカード・口座情報を紛失していた場合
すでにカードや情報を紛失していても、本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)を提示することで、再発行・再設定が可能です。
本人確認のための書類は「現住所と一致していること」「有効期限内であること」が条件となるので注意が必要です。手続きはオンラインでも郵送でも可能です。
まとめ:PayPay銀行での再ログイン・確認を早めに
旧ジャパンネット銀行の口座に残高がある場合、まずはPayPay銀行の公式サイトで現在の口座状態を確認することが第一歩です。ログイン情報を紛失していても、再設定が可能なので心配は不要です。
放置してしまうと本人確認に時間がかかる可能性があるため、早めの対応がおすすめです。思い出したときこそが最良のタイミング。今すぐチェックして、忘れられたお金を有効活用しましょう。
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