楽天ペイで自動車税を支払うときのポイント付与はどうなる？楽天デビット・ファミペイ・ギフト経由のケースを解説

自動車税の支払いでも、少しでもポイント還元を得たいというのは賢い選択です。今回は「楽天デビットカード（JCB）→ファミペイ→楽天ギフトカード→楽天キャッシュ→楽天ペイ」というルートを利用した際に、どのタイミングでどれだけポイントが付与されるのかを詳しく解説します。

各ステップのポイント付与の可能性を確認

この支払いルートにおける主なポイント付与は以下のように分かれます。

楽天デビットカード（JCB）でファミペイにチャージ：楽天銀行デビットカード（JCB）のチャージ利用では、1.0%の楽天ポイントが付与されます（2024年5月現在）
ファミペイで楽天ギフトカードを購入：この部分では、ファミペイボーナスが0.5%程度付与されるキャンペーンが不定期に実施されることがあります（通常はポイント付与対象外です）
楽天キャッシュ→楽天ペイで支払い：楽天キャッシュでの税金支払いは、ポイント還元対象外と明記されています

したがって、現状のルートで確実に得られるポイントは「楽天デビットカードの1%」のみです。ファミペイの部分はキャンペーン次第ですが、通常時は付与されない可能性が高いため注意が必要です。

2024年から各都道府県で楽天ペイが「地方税お支払サイト」に対応し、楽天キャッシュを通じて自動車税などの支払いが可能になりました。ただし、楽天カードやポイントを直接使った支払いはできません。

そのため、ユーザーは楽天ギフトカードや楽天銀行からチャージして、楽天キャッシュ経由で支払う必要があります。今回のように間接的なルートをとることで、少しでも還元率を上げる工夫がされているのです。

ファミペイで楽天ギフトカードを購入する際には、「FamiPayボーナス」付与の有無に要注意です。ギフトカードやプリペイドカードは原則としてポイント付与対象外となっているため、購入時にポイントがつくかどうかは事前確認が重要です。

一方、キャンペーン期間中であれば「最大0.5%」の還元が適用されることがあります。定期的に実施されるファミマのキャンペーン情報をチェックすることで、お得な時期を狙うことも可能です。

例えば、nanacoカードやWAONカードといった電子マネーでも税金支払いは可能ですが、これらもポイント付与は基本的にありません。一方、クレジットカード直接決済では2〜3%の決済手数料が発生する自治体も多いため、還元があっても実質的に損をする場合も。

その点、今回のような手法は多少の手間はかかるものの、還元率を最大化しつつ手数料を抑えるという点で非常に合理的なアプローチです。

現時点でのルートで確実に得られるポイントは以下の通りです。

今後も各社のキャンペーン状況を確認しながら、最適なルートを選択していくことが大切です。税金のような高額支払いでこそ、しっかりと還元を受け取りたいですね。