Sポイントは関西エリアを中心に展開されている共通ポイントサービスで、アプリ「OSAMP(オサンプ)」でも利用可能です。しかし、アプリ非対応の加盟店も依然として多く、「やはり物理カードを持っておきたい」と考える利用者も少なくありません。本記事では、すでにアプリ登録済みの方でもSポイントカードを発行できるのか、またその方法について詳しく解説します。
OSAMPアプリ登録済みでもカードの発行は可能
結論から言えば、OSAMPアプリでSポイントに登録済みでも、物理カードの発行は可能です。すでにSポイント会員IDが割り振られている状態でも、カード発行時に同一会員として登録が紐づけられるため、ポイントの統合管理が可能です。
ただし、発行場所や発行方法によっては重複登録になる場合もあるため、申請時には「すでにアプリで登録済み」と伝えることが重要です。
Sポイントカードが使える店舗とアプリ対応の違い
一部の店舗では、旧来のカードリーダーのみが設置されており、スマホのバーコードを読み取ることができません。特に次のような業態でアプリ未対応が目立ちます。
- 駅ナカの一部店舗(阪急・阪神系)
- 小規模フランチャイズ加盟店
- 百貨店内の専門店コーナー
こうした店舗では、物理カードを提示しないとSポイントが加算されないため、カードを併用する価値があります。
すでにアプリ登録済みの方がカードを発行する方法
カードの発行方法としては以下のパターンがあります。
- 駅構内・百貨店のSポイントカウンターで発行申請:スタッフに「すでにアプリに登録済み」と伝え、同じ会員情報でカードを発行。
- WebからSマイページにログインし、カード連携手続き:新規カードを申し込む際に、既存のアプリ会員IDと紐づけが可能。
- アプリ内からのカード申請は不可:カードとアプリは基本的に別管理のため、発行は別途必要です。
物理カードの発行には即日交付と郵送の2パターンがあり、カウンターで申し込めばその場でもらえることが多いです。
ポイントが別々にならないように注意する点
アプリ登録とは別の新規カード発行として処理されてしまうと、ポイントが分散してしまうことがあります。これを防ぐために。
- 申請時には「統一会員番号での発行を希望」と明記
- Sマイページでポイント統合の申請ができるか確認
- 不明点はSポイント事務局に直接問い合わせる
また、カード発行後にマイページから「カード番号とアプリIDの統合申請」を行えば、後からでもポイントを1つにまとめることができます。
まとめ:OSAMPアプリユーザーも物理カードを併用できる
アプリでSポイントに登録済みでも、店舗での使いやすさや対応範囲の広さを重視するなら、物理カードの併用は十分に価値があります。登録情報を正しく伝えることで、同一アカウントとしてカードを追加発行でき、ポイントも一元管理が可能です。
アプリだけでは使いにくいと感じたら、まずは最寄りのSポイント対応カウンターに相談して、カードの発行を検討してみましょう。
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