育休中に収入が減少し、「少しでもお小遣いを稼ぎたい」と考える方は少なくありません。しかし、勤務先が副業禁止の場合、「何がOKで何がNGなのか」判断が難しいことも。この記事では、メルカリやポイ活以外で会社規定に抵触せず、合法にできるお小遣い稼ぎの方法をわかりやすく紹介します。
副業禁止でも合法にできる収入の種類とは?
会社の「副業禁止」は通常、就業規則に基づくものであり、「雇用契約を伴う労働」や「業として継続的に行う事業」が対象です。つまり、単発の収入や私的資産運用などは副業とみなされない場合もあります。
また、労働基準法上、副業を一律に禁止する法的根拠はありませんが、就業規則に従う必要があります。その中で合法かつリスクの少ない方法を選ぶことが重要です。
1. フリマアプリ以外の“不要品整理”収入
メルカリ以外にも、不要品を売って収入を得る方法は複数あります。
- リサイクルショップ買取:セカンドストリートやブックオフなどで洋服・本・ベビー用品を売却。
- LINE査定・宅配買取:ネットオフや買取王子などで自宅から簡単に売れる。
これらは「個人の資産処分」として扱われるため、基本的には副業に該当しません。
2. アンケートモニター・ポイント調査
クラウドリサーチ系のアンケートサイトは、すき間時間にスマホ1つでできる定番の方法です。
- マクロミル
- リサーチパネル
- 楽天インサイト
これらは謝礼が現金やポイントとして支払われ、業務性が弱く副業とはみなされにくいです。
また、企業が実施する「座談会モニター」は1回で数千円〜1万円以上の報酬が得られる場合も。
3. 金融資産を活用した収入(資産運用)
株式配当金やポイント投資など、個人の資産運用による利益も、副業とは区別されます。
- 配当金・利息:証券口座を使った少額株投資(ネオモバやLINE証券など)
- ポイント投資:楽天ポイント・dポイントなどを使った少額投資
- 外貨預金・金投資:少額からでも可能な資産運用
確定申告が必要になる場合もありますが、「働いて得る収入」とは異なる扱いになります。
4. 写真販売やデータ提供などの“自動化収入”
ストック型ビジネスである写真・素材販売も、副業にあたらないと判断されるケースがあります(ただし継続性が高くなると副業扱いになる可能性もあるため注意)。
- Snapmart(スマホ写真)
- PIXTAやAdobe Stock(風景や日常写真)
一度投稿すれば繰り返し報酬が発生する可能性があり、時間に縛られず取り組めます。
5. 自分の生活の中から得られる謝礼・特典
生活の延長で報酬が得られる方法として、以下もおすすめです。
- 治験モニター:軽度の健康診断レベルの内容で謝礼がもらえる。
- 覆面調査(ミステリーショッパー):飲食店や店舗での調査報告で謝礼あり。
これらは短期的であり、事業性がないため副業には該当しにくいものです。
まとめ:副業NGでもできる「合法収入」は意外と豊富
育休中でも、副業禁止規定に抵触せずにお小遣いを稼ぐ方法は多数存在します。重要なのは、「雇用契約に基づく仕事」や「継続的な事業活動」に該当しないかを判断しながら、慎重に収入手段を選ぶことです。
不安な場合は就業規則を確認した上で、会社の人事や総務に相談することも視野に入れましょう。家庭や子育てと両立しやすく、法的にも安心な方法で、充実した育休期間を過ごしてください。
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