令和以降、新しい500円硬貨が発行されたことで「古い500円玉は使えないのでは?」と不安に思う方もいるかもしれません。特に平成元年発行の500円玉を持っている場合、その使用可否や交換方法について正確に知っておくことが大切です。
平成元年の500円玉は現在も使用可能
まず結論から言うと、平成元年(1989年)発行の500円玉は今でも法定通貨として有効です。新しいデザインの500円玉が導入されたことで古い硬貨の流通が減っているだけで、使用停止にはなっていません。
そのため、コンビニやスーパー、自動販売機など現金が使える場所であれば通常通り利用できます。ただし、一部の古い自販機や券売機では、新旧どちらの硬貨にも対応していない場合があります。
新しい500円玉への交換は可能?
古い硬貨を新しいデザインのものへ交換したいという場合、日本銀行の支店や一部の金融機関で交換することができます。ただし、通常の銀行窓口では即時交換に応じないケースもあるため、事前に確認を取ってから訪問するのが安心です。
交換手続きには本人確認書類が必要となる場合もあるため、運転免許証やマイナンバーカードなどを持参するようにしましょう。
銀行での交換手順
- 1. 最寄りの銀行やゆうちょ銀行に事前連絡をする
- 2. 硬貨を持参して窓口で交換を希望する旨を伝える
- 3. 金額や枚数によっては用紙の記入や本人確認が必要
- 4. 原則、額面通りで新しい硬貨と交換可能
なお、ATMでは硬貨の交換はできないので、必ず窓口での対応になります。
収集価値があるかも?プレミアの可能性
平成元年の500円玉は発行枚数が比較的多いため、現在のところプレミア価格がつくケースは少ないです。ただし、エラーコイン(刻印ミスやズレなど)がある場合や、未使用で保存状態が非常に良い場合には、収集家の間で価値が高まることもあります。
もし価値を調べたい場合は、コインショップやネットオークションなどで相場をチェックしてみましょう。
まとめ:古い500円玉は安心して使える
平成元年発行の500円玉は現在も問題なく使えます。新しい硬貨に交換したい場合は銀行窓口へ相談することで対応してもらえる可能性があります。使うのもよし、交換するのもよし、保存するのもよし。状況に応じて最善の選択をしてみてください。
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