東武カードの切替とPASMO機能の変更点:年会費と利用者の選択肢

クレジットカード

東武カードの新しい切替案内が届き、年会費の発生やPASMO機能の変更に戸惑う方も多いでしょう。本記事では、東武カードの新旧の違いや、利用者が取るべき選択肢について詳しく解説します。

新しい東武カードの概要

2025年5月29日より、新しい東武カードの発行が開始されました。新カードは縦型デザインで、クレジットカード番号や氏名などの個人情報が裏面に記載され、セキュリティ面が強化されています。

カードの種類と年会費は以下の通りです。

  • STANDARD:1,320円(税込)
  • GOLD:7,920円(税込)
  • VIP:33,000円(税込)

これにより、従来の年会費無料のカードから有料のカードへの切替が求められています。

PASMO機能の変更点

新しい東武カードでは、PASMOの一体型機能が廃止されました。これにより、PASMOを利用する場合は、別途PASMOカードを取得する必要があります。新たにPASMOを作成する際には、デポジット500円と手数料550円が発生します。

また、オートチャージ機能を利用する場合は、別途申込みが必要となります。

ポイント還元率の向上

新しい東武カードでは、ポイント還元率が大幅に向上しました。例えば。

  • 東武百貨店での還元率:5.0%(STANDARD)、7.0%(GOLD)、10.0%(VIP)
  • 東武ストアでの還元率:1.5%(STANDARD)、2.0%(GOLD・VIP)
  • モバイルPASMO定期券購入時の還元率:5.0%(STANDARD)、5.5%(GOLD)、6.0%(VIP)

これにより、東武グループの施設を頻繁に利用する方には、年会費以上のメリットが期待できます。

利用者の選択肢

新しい東武カードへの切替に際し、以下の選択肢があります。

  • 切替を行う:ポイント還元率の向上や新しいサービスを利用するために、年会費を支払って新カードに切替える。
  • 切替を行わない:年会費の発生やPASMO機能の変更に納得がいかない場合、現行のカードを解約し、他のクレジットカードやPASMOを利用する。

なお、現行の東武カードは2026年6月末をもってサービスを終了するため、いずれかの対応が必要となります。

他のPASMO一体型クレジットカードの検討

年会費無料や低額でPASMO機能を利用できるクレジットカードも存在します。例えば。

  • ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB):初年度無料、2年目以降2,200円(税込)。東京メトロの利用でポイントが貯まります。
  • TOKYU CARD ClubQ JMB(PASMO一体型):初年度無料、2年目以降1,100円(税込)。東急グループの利用でポイント還元があります。

これらのカードは、PASMO機能とクレジットカード機能が一体となっており、オートチャージや定期券購入にも対応しています。

まとめ

東武カードの新しい切替に伴い、年会費の発生やPASMO機能の変更が生じています。利用者は、自身の利用状況やニーズに応じて、切替を行うか、他のカードを検討するかを判断する必要があります。ポイント還元率の向上などのメリットも考慮し、最適な選択を行いましょう。

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