同棲を始めると、ふたりの生活費をどのように分担し、月々いくら必要なのかが気になるところです。この記事では、実際の同棲カップルの支出事例をもとに、生活費の相場やバランスのよい分担方法について解説します。
同棲カップルの平均的な月々の支出内訳
地域やライフスタイルによって差がありますが、以下は首都圏や地方都市で同棲している20〜30代カップルの平均的な支出例です。
支出項目 | 平均月額 |
---|---|
住居費(家賃) | 80,000〜120,000円 |
食費 | 40,000〜60,000円 |
水道光熱費 | 10,000〜15,000円 |
日用品費 | 3,000〜5,000円 |
レジャー・デート費 | 10,000〜30,000円 |
通信費(スマホ・ネット) | 10,000〜15,000円 |
合計で月々160,000〜250,000円前後になることが多いです。これを2人で分担する形が一般的です。
費用分担のパターンと実例
カップル間での費用の分担には、以下のようなパターンがあります。
- 完全折半型:すべてを50%ずつ支払う。生活水準が近いカップルに多い。
- 収入比率型:収入に応じて負担割合を調整する(例:6:4、7:3など)。収入差がある場合に適しています。
- 担当制型:家賃は彼、食費は彼女など、項目ごとに分担する方法。
例えば、都内在住のカップルAさん(会社員)とBさん(フリーランス)の場合、家賃100,000円をAさんが70%、Bさんが30%で負担し、食費や光熱費は折半という柔軟な分担方法をとっています。
住む地域による家賃の違い
同棲生活で大きなウエイトを占める家賃は、住むエリアによって大きく変わります。
- 東京都23区:1LDKで100,000〜150,000円程度
- 地方都市(福岡・名古屋など):同条件で60,000〜90,000円
- 郊外・地方:50,000円前後でも選択肢あり
「どこに住むか」が全体の生活費に直結するため、同棲前の話し合いが重要です。
生活費を抑えるポイントと節約テクニック
同棲生活を快適に、かつ経済的に維持するには工夫も必要です。
- 食費節約:週末にまとめ買いし、作り置きや冷凍保存を活用
- サブスク見直し:重複している動画・音楽サービスを一本化
- 日用品の共同購入:トイレットペーパーや洗剤などはコストコやネットでまとめ買い
また、家計簿アプリを使って支出を「見える化」することで、無駄遣いも抑えやすくなります。
まとめ
同棲カップルの月々の支出は、地域・家賃・ライフスタイルによって異なりますが、目安として月16万〜25万円程度が平均的なラインです。
分担の仕方や節約テクニックをうまく取り入れて、お互いが納得できる家計管理を目指しましょう。ふたりの将来設計を話し合うきっかけにもなります。
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