クレジットカード一体型PASMOを利用している方が、カード会社の都合でPASMO機能が使えなくなる場合、残高の移行や払い戻しについての対応が必要です。本記事では、残高移行の可否や払い戻しの手数料について詳しく解説します。
クレジット一体型PASMOの残高移行は可能か
クレジット一体型PASMOの残高を他のPASMOやモバイルPASMOに移行することはできません。これは、PASMOの仕様上、チャージ残額や定期券情報を別のPASMOカードやモバイルPASMOに移行することができないためです。
そのため、残高を使い切るか、払い戻しを受ける必要があります。
モバイルPASMOへの移行について
モバイルPASMOに移行できるのは、大人用の記名PASMOやPASMO定期券のみです。一体型PASMOや無記名PASMOは移行できません。
モバイルPASMOへの移行を検討する場合は、対応するPASMOカードを新たに用意する必要があります。
払い戻しの手数料と手続き
PASMOの払い戻しには、220円の手数料がかかります。チャージ残額から手数料を差し引いた金額と、デポジット(預り金)500円が返金されます。ただし、一体型PASMOの場合、デポジットの返金はありません。
払い戻し手続きは、PASMO取扱事業者の駅やバス窓口で行うことができます。手続きの際には、本人確認書類が必要です。
残高を使い切るための方法
払い戻し手数料を避けるためには、残高を使い切ることが有効です。PASMOは、交通機関だけでなく、コンビニや自動販売機などの電子マネー加盟店でも利用できます。
少額ずつでも日常の買い物で利用することで、残高を減らすことができます。
まとめ
クレジット一体型PASMOの残高は、他のPASMOやモバイルPASMOに移行することができません。残高を使い切るか、払い戻しを受ける必要があります。払い戻しには220円の手数料がかかり、一体型PASMOの場合、デポジットの返金はありません。残高を使い切ることで、手数料を避けることができます。
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