楽天ポイントを少しでも増やしたいと考える人にとって、楽天ポイント利息と楽天ポイント定期預入のどちらが良いのかは悩ましいテーマです。運用のようにリスクを取りたくない方にとって、この2つは堅実な選択肢と言えるでしょう。今回は、それぞれの特徴と、どのような方に向いているかを実例を交えて解説します。
楽天ポイント利息とは?毎月コツコツ増やせる仕組み
楽天ポイント利息は、預けた通常ポイントに対して毎月一定の利率でポイントが増えるサービスです。2024年時点での利率は年0.1%程度で、毎月末日時点の預入ポイントに対して利息が計算され、翌月に付与されます。
最大の魅力は、「いつでも引き出せる自由さ」と「自動追加モード」です。楽天ポイントが付与されるたびに自動で利息口座に預け入れられるため、手間がかかりません。
例えば、7,500ポイントを年利0.1%で預けていた場合、1年間で約7.5ポイント(1か月あたり0.6ポイント前後)が付与されます。
楽天ポイント定期とは?2年預入で高めの利息が狙える
楽天ポイント定期は、2年間預け入れることで最大3%の利率(キャンペーン時)を得られるサービスです。途中解約は可能ですが、その場合は利息が減額されたり無効になったりします。
ただし、自動追加機能がないため、一度設定した金額以外は反映されません。また、2年間の預入が前提となるため、柔軟性に欠ける点がデメリットです。
例として、5,000ポイントを2年定期で3%に預けた場合、最終的に300ポイントの利息が付与されます。
「少額でも増やしたい」人に向いているのはどっち?
月に500ポイント程度しか得られない人や、少額の通常ポイントしかない人にとっては、楽天ポイント利息の方が向いています。
理由は以下の通りです。
- 少額からでも預け入れ可能
- いつでも引き出し可能
- 自動追加で手間がかからない
逆に、一定のまとまったポイント(たとえば5,000〜10,000ポイント以上)を「2年間使う予定がない」場合には、定期預入のほうが最終利息は高くなります。
併用はできる?使い分けのコツ
実は、楽天ポイント利息と楽天ポイント定期は併用可能です。日常的に貯まるポイントは利息口座へ、自動追加されない分は手動で定期へ回すといったハイブリッド運用が可能です。
たとえば、毎月500ポイントを獲得しつつ、ボーナスなどで得た5,000ポイントを定期に回す、という使い方もおすすめです。
まとめ:自分のポイント状況に合わせて選ぼう
楽天ポイント利息と定期にはそれぞれメリット・デメリットがあります。流動性重視で少額からコツコツ増やしたいなら「楽天ポイント利息」、まとまったポイントを眠らせてもOKな人は「楽天ポイント定期」を選ぶのが基本です。
現在7,500ポイントを利息で運用中の方で、追加預入が月500ポイント程度なら、そのまま利息運用を続けるのが無理のない選択肢と言えるでしょう。自身のポイント利用スタイルに合わせて、最適な方法を見つけてください。
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