国民年金を40年間納めると、一般的には月額約65,000円程度の年金を受け取ることができます。しかし、生活が苦しい場合には年金の納付が免除される制度があり、全額免除、半額免除、四分の三免除、四分の一免除などの選択肢があります。免除の割合によって、受け取る年金額がどれくらい変わるのかについて解説します。
国民年金の免除制度とは?
国民年金の免除制度は、生活が困難な場合に年金の納付が免除される仕組みです。全額免除、四分の三免除、半額免除、四分の一免除の4つの種類があります。これらの免除を選択することで、納付額を軽減しつつ、将来的に受け取る年金額を減少させることなく、一定の年金を受け取ることが可能です。
免除を受けた場合、全額納付していないため、支払った分に応じて将来的な年金額が減少します。具体的には、免除の種類に応じた年金額の減少具合について計算する必要があります。
免除別の年金額の減少具合
国民年金の納付を免除した場合、その免除の割合に応じて受け取る年金額が変わります。たとえば、全額免除、四分の三免除、半額免除、四分の一免除それぞれについて、受け取る年金額は以下のように変化します。
全額免除の場合
全額免除を受けた場合、40年間納めるべき年金の全額が免除されます。これにより、将来的に受け取る年金額は減少し、通常の65,000円の年金額から大きく減額されます。全額免除の期間が長くなるほど、受け取る年金額は少なくなります。
実際に、全額免除で40年納めた場合の年金額は、通常の65,000円の約半分以下となることが予想されます。
四分の三免除の場合
四分の三免除を受けると、納付額の75%が免除されるため、年金額は四分の一程度減少します。この場合、将来的に受け取る年金額は、全額納付に比べて25%減少することになります。
四分の三免除の場合、40年納めた場合の年金額は通常の65,000円の約50,000円程度になります。
半額免除の場合
半額免除は、納付額の半分が免除される制度です。年金額の減少は半分に抑えられ、受け取る年金額は通常の65,000円の約70%程度になります。
40年納めた場合の年金額は、通常の65,000円の約45,500円程度となるでしょう。
四分の一免除の場合
四分の一免除を受けた場合、納付額の25%が免除されます。この場合、年金額の減少は最も少なく、受け取る年金額は通常の65,000円の約87.5%となります。
40年納めた場合、年金額は約57,000円程度になります。
年金額の計算方法と免除制度の選び方
年金額は、免除の割合によって大きく変わりますが、免除を受けたからといって年金の受け取りが完全にゼロになるわけではありません。免除を受けることで、納付を軽減しながらも、将来的に年金を受け取ることができます。
免除制度の選び方は、各人の生活状況や将来の収入見通しによって異なります。できるだけ納付額を減らしたい場合は、全額免除や四分の三免除を検討できますが、年金額の減少も考慮する必要があります。
まとめ
国民年金の免除を受けると、その後の年金額が減少します。全額免除の場合は受け取る年金額が大きく減少しますが、四分の三免除や半額免除、四分の一免除では減少率が軽減されます。
免除を受ける際は、生活状況や将来の年金受給額を見据えて、最適な選択をすることが重要です。納付額と受け取る年金額のバランスを考えた上で、免除制度を利用するようにしましょう。
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