軽自動車2台の自動車保険は等級をどう振り分けるべき?20等級と7S等級の保険料比較と判断ポイント

自動車保険

軽自動車を2台所有する場合、自動車保険の等級をどちらの車に引き継ぐかによって、年間保険料が大きく変わることがあります。特に、1台が20等級でもう1台を新規契約する場合は、20等級をどちらに設定するか迷いやすいポイントです。

長年乗っている車が高齢ドライバー・ゴールド免許・20等級で、新しく購入した軽自動車に自動ブレーキ割引(ASV割引)が適用される場合でも、単純に新しい車へ高い等級を付ければよいとは限りません。

この記事では、2台の軽自動車で「20等級を継続車に付ける場合」と「新しい車に20等級を移す場合」の考え方、保険料を安くするための比較ポイントについて解説します。

自動車保険の等級は高いほど保険料が安くなる

自動車保険の等級制度では、事故歴などに応じて1等級から20等級まで設定されており、基本的には等級が高いほど保険料の割引率が大きくなります。

20等級は長期間無事故で契約を継続してきた人が到達できる最も高い等級で、大きな割引を受けられるため非常に価値があります。

一方、新しく車を購入した場合は通常6S等級または7S等級などからスタートします。セカンドカー割引の条件を満たす場合は7S等級から開始できる場合があります。

20等級をAの車に残す場合とBの車へ移す場合の違い

2台の軽自動車がある場合、考え方としては以下の2パターンになります。

パターン A車 B車
現在の車に20等級を残す 20等級 7S等級
新しい車へ20等級を移す 7S等級 20等級

どちらが安いかは、車種ごとの保険料率、年齢条件、使用目的、補償内容によって変わります。

例えば、新しい車の車両価格が高く、車両保険を付ける場合は、Bの車に20等級を設定した方が大きな割引効果を得られる可能性があります。

新しい車に20等級を付ける方が有利になりやすいケース

一般的には、保険料が高くなりやすい車に高い等級を付けると、割引額も大きくなる傾向があります。

例えば、A車が古い軽自動車で車両保険を付けていない場合、もともとの保険料が低いため20等級による割引額も小さくなります。

一方、B車が新車に近く、車両保険付きで契約する場合は、7S等級と20等級では保険料差が大きくなる可能性があります。

具体例として、A車の年間保険料が3万円、B車の年間保険料が10万円の場合、B車に20等級を付けた方が年間の割引効果が大きくなるケースがあります。

現在の車に20等級を残した方がよいケース

反対に、現在の車の使用頻度が高く、補償内容も充実させている場合は、A車に20等級を維持するメリットがあります。

また、B車が軽自動車で保険料自体が比較的安く、車両保険を付けない場合などは、7S等級でも負担が大きくならない可能性があります。

例えば、B車を近距離移動用として利用し、最低限の補償だけで契約する場合は、A車に20等級を残す選択肢も考えられます。

ASV割引(自動ブレーキ割引)は判断材料の一つ

新しい軽自動車に自動ブレーキなどの安全装置が搭載されている場合、ASV割引が適用されることがあります。

ただし、ASV割引による割引額は、20等級と7S等級の差による割引効果と比べると、それほど大きくない場合があります。

そのため、「ASV割引があるから新しい車は7S等級でも安い」と考えるのではなく、最終的な年間保険料で比較することが重要です。

保険会社ごとに見積もり比較することが重要

自動車保険料は、等級だけでなく保険会社の料率によっても変わります。

同じ条件でも、損害保険ジャパン、SBI損保、ソニー損保、チューリッヒ、東京海上ダイレクトなど保険会社によって保険料が異なることがあります。

特に2台持ちの場合は、等級の割り振りによる差が大きくなるため、2パターンで見積もりを取ることがおすすめです。

まとめ|20等級は保険料が高い車に使うと有利になりやすい

軽自動車を2台所有する場合、20等級をどちらに付けるかは「新しい車か古い車か」だけで決めるのではなく、年間保険料の大きさで判断することが大切です。

一般的には、車両保険を付ける新しい車や保険料が高い車へ20等級を移すことで、割引効果が大きくなる場合があります。

最も確実な方法は、現在の車を20等級のままにした場合と、新しい車へ20等級を移した場合の両方で見積もりを比較することです。2台分を合計した年間保険料で判断すると、最適な組み合わせを見つけやすくなります。

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