国民年金・厚生年金の「改定率」と「再評価率」の正式名称と意味

年金

年金額の変動について、ネット上で見かける「改定率」や「再評価率」の意味や正式名称が分かりにくいことがあります。本記事では、基礎年金(国民年金)と厚生年金における用語の整理と計算の考え方を解説します。

基礎年金の「改定率」とは

国民年金の老齢基礎年金額は、前年度の年金額に対して、物価や賃金の変動を反映して毎年度見直されます。この際に使用される率を正式には「年金額の改定率」と呼びます。

例えば前年の基礎年金額に対して2.0%増額される場合、この2.0%が「改定率」となります。

厚生年金の「再評価率」とは

厚生年金では、過去の標準報酬や標準賞与を現在価値に換算する際に「再評価率」を用います。これは、過去の給与水準を現在の物価や賃金に合わせるための調整率です。

再評価率は年度ごとに異なり、年金額の計算において重要な役割を果たします。改定率と同じく、物価や賃金変動に基づいて算定されます。

「2.0%」の正式な呼び方

ネットで言われる「2.0%」は、基礎年金では「年金額改定率」、厚生年金では「再評価率(標準報酬等の再評価率)」と呼ばれるのが正式な用語です。

前年度から当年度への変化の度合いとしては、基礎年金と厚生年金の計算上ほぼ同じ意味で扱われますが、名称は異なる点に注意してください。

実例で理解する

例えば基礎年金額が前年度100,000円で改定率が2.0%の場合、当年度の基礎年金額は102,000円になります。

同じ年度に厚生年金の再評価率も2.0%であれば、過去の報酬を現在価値に換算する際に2.0%分上方修正され、年金額計算に反映されます。

まとめ

国民年金の「改定率」と厚生年金の「再評価率」は、どちらも年金額を物価・賃金変動に応じて調整するための率であり、正式名称はそれぞれ「年金額改定率」「再評価率(標準報酬等の再評価率)」です。

「2.0%」のような数値は、年度ごとの変化の目安として理解するとわかりやすく、年金額の計算や増減の仕組みを把握するのに役立ちます。

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