リボ払いは便利ですが、利息が加算されるため、返済額がどんどん増えていくことがあります。この記事では、リボ払いの計算方法について、実際の例を交えてわかりやすく解説します。特に、年利15%で10万円を借りた場合の計算を元に、どのように利息が発生し、返済額が決まるのかを詳しく見ていきましょう。
リボ払いの利息計算方法
リボ払いの利息計算は、元金に対して年利が適用され、その日数分を基に利息が計算されます。例えば、元金10万円に対して年利15%で計算した場合、まず年利15%を365日で割り、1日あたりの利息を求めます。
具体的には、次のように計算します:
(元金100,000円 × 15%) ÷ 365日 = 1日あたりの利息は約41円です。
1ヶ月の利息は、1日あたりの利息41円を30日で掛け算すると、1ヶ月あたり1,230円になります。
月々の支払いと返済額の計算
月々の支払い額が1万円の場合、その中から毎月の利息が引かれることになります。利息1,230円を支払った後、残りの金額が元金の返済に充てられます。
そのため、1万円の支払いから利息1,230円を引くと、実際に元金に充当される金額は8,770円になります。この金額が毎月元金の返済に充てられ、元金が減っていきます。
リボ払いの返済月数の計算
元金100,000円を月々8,770円で返済していく場合、何ヶ月で完済できるのでしょうか。元金100,000円を毎月8,770円で返済する場合、次のように計算します:
100,000円 ÷ 8,770円 = 約11.4ヶ月
つまり、このペースで返済すると約11ヶ月で完済できることになります。ただし、リボ払いでは利息も発生するため、実際の支払い総額は元金に利息分が加算され、最終的な支払い額は増えます。
リボ払いのメリットとデメリット
リボ払いのメリットは、月々の支払い額を一定に保てることです。これにより、急な大きな支払いが必要な場合でも、負担を軽減できるという点が魅力です。しかし、リボ払いのデメリットは、利息が長期間にわたって発生するため、最終的に支払う総額が大きくなってしまうことです。
特に高い年利が設定されている場合、利息の負担がかなり重くなります。リボ払いを利用する際は、月々の返済額を超えて、早めに元金を返済するよう心がけることが大切です。
まとめ:リボ払いを利用する際の注意点
リボ払いは、使い方によっては便利ですが、利息の支払いが続くことを理解しておく必要があります。特に、高い年利が適用される場合は、月々の支払い額が増えないように注意し、可能であれば早期に元金を返済することをおすすめします。
リボ払いの仕組みをしっかりと理解し、賢く利用することで、無駄な利息支払いを防ぎ、計画的に返済を進めることができます。


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