スマホ決済サービス「PayPay」は非常に便利な一方で、フィッシング詐欺やなりすましリンクによる被害が報告されています。最近、「PayPaypay」と3回続くようなリンクを受け取ったという声があり、「これって本物?それとも詐欺?」と不安に感じる方も多いはずです。この記事では、そのような怪しいリンクの見分け方と安全に使うための対策を紹介します。
「PayPaypay」という文字列が含まれるリンクは怪しい?
PayPayの公式リンクは一般的に、「https://paypay.ne.jp」や「https://link.paypay.ne.jp」などのドメインを使用しています。
一方で、「https://paypaypay.xyz」や「https://paypaypay.link」といった形で、「paypay」が連続して3回登場するリンクは、公式のドメインではありません。このようなURLは詐欺やフィッシング目的で作成されている可能性が高く、非常に注意が必要です。
怪しいリンクを見分けるためのチェックポイント
リンクが本物かどうかを判断するために、以下の点を確認しましょう。
- ドメイン名を確認する:「.ne.jp」や「paypay.ne.jp」以外は基本的に偽物。
- 送信元の信頼性:SNSやメッセージアプリで知らない人から来た場合は要注意。
- SSL証明書(https):URLが「https」から始まっていても、偽サイトであることはあり得ます。安全の保証にはなりません。
特に、「paypaypay.com」や「paypay-pay.link」など、一見本物に見えるものでも詐欺目的の可能性があるため、1文字の違いや似たドメインに騙されないよう注意が必要です。
実際にあったPayPayなりすまし詐欺の手口
過去には以下のような手口が確認されています。
- 「送金用URLです」「支払い確認はこちら」という文言でリンクを送ってくる。
- 開くと偽のPayPayログイン画面が表示され、ログイン情報を盗まれる。
- 入力した瞬間に不正アクセスされ、アカウントや残高を奪われる。
このようなリンクはSNSやメール、LINEなどあらゆる手段で拡散されており、少しでも不審な点を感じたら絶対にアクセスしないことが重要です。
万が一クリックしてしまった場合の対処法
もし「PayPaypay」などの怪しいリンクを開いてしまった場合は、以下の対応を速やかに行いましょう。
- PayPayアプリにログインできるか確認:不正アクセスがないかチェック。
- ログイン履歴・利用履歴の確認:見に覚えのない取引がないか確認。
- パスワードの変更:念のため、アカウントのパスワードを変更。
- サポートへの連絡:不審なアクセスがあった場合はすぐにPayPayカスタマーサポートに連絡。
被害があった場合には、PayPay公式サポートまたは警察の「サイバー犯罪相談窓口」にも通報しましょう。
まとめ:「PayPaypay」と3回続くリンクは基本的に偽物。正規ドメインの確認を
「PayPaypay」といった不自然なURLを含むリンクは、ほぼ確実にPayPay公式ではない詐欺の可能性が高いと考えてよいでしょう。正規の支払いや送金をする場合は、必ずPayPayアプリ内の「マイコード」「送金機能」などを利用し、他人から送られたリンクには安易にアクセスしないよう注意しましょう。安心してキャッシュレス生活を続けるためにも、常に警戒心を持ちましょう。
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