ドラッグストア業界で大手のツルハドラッグでは、最新の自動釣銭機能付きレジ(セルフレジ)が導入されており、キャッシュレス決済と現金を組み合わせた支払いも可能になっています。この記事では、ツルハの店舗で使われているセルフレジでの「PayPay+現金」「クレジットカード+現金」などの併用方法について、レジ操作の流れを解説します。
ツルハの自動投入レジの基本構造
ツルハの多くの店舗では「自動釣銭機付きレジ」が導入されており、会計金額が表示された後に、レジ画面上で決済方法を選択できます。このレジでは、スタッフ側が決済操作を行い、お客様は専用の投入口や読み取り機で支払いを行います。
セルフレジといっても完全無人ではなく、「セミセルフ」方式のため、レジ担当者の操作が必要です。
PayPayと現金の併用決済の流れ
例えば会計金額が2,000円で、1,000円をPayPay、残りを現金で支払うケースを見てみましょう。
- ① レジ操作で「PayPay」を選択
- ② お客様がQRコードを読み取って1,000円を支払う
- ③ レジで残額1,000円が表示される
- ④ レジ担当者が「現金支払い」を選択
- ⑤ お客様が現金を投入機に入れて支払い完了
このように、PayPay→現金の順番で処理するのがポイントです。順番を間違えると処理ができない場合もあるので注意が必要です。
クレジットカードと現金の併用も可能?
クレジットカードと現金の併用も基本的には可能ですが、店舗によって対応状況に差があります。POSシステムが部分支払い(Split Payment)に対応している必要があります。
たとえば以下のような手順です。
- ① 会計でまずクレジットカードで支払う金額を入力(例:1,500円)
- ② カード処理後、残額(例:500円)をレジ側で現金選択
- ③ お客様が現金を投入して精算
ただし、一部店舗では「現金 or クレカのどちらか一括のみ」と制限されていることもあるため、レジ操作前に「併用可能か」スタッフに確認するのが確実です。
併用できないケースとその理由
以下のようなケースでは併用が制限されることがあります。
- POS端末が複数決済に対応していない
- 現金決済後にキャッシュレス決済へ切り替え不可
- ポイント還元計算が複雑になるため、店舗ルールで禁止されている
そのため、必ず支払い前に「どの順番で何を支払うか」を明確にすることが大切です。
現場で混乱しないためのアドバイス
スタッフ・バイトとして働いている方にとっても、併用決済は操作に迷いやすい部分です。以下のようなマニュアル化が有効です。
- ・事前に併用パターンを想定したロールプレイ研修
- ・レジ横にフローチャートやメモを設置
- ・「PayPay→現金」または「クレカ→現金」の順を守る
特に新人バイトが多い店舗では、レジ操作の反復練習が大きな助けになります。
まとめ:PayPayやクレカとの併用は基本的に可能だが、事前確認がカギ
ツルハドラッグでのセルフレジ会計では、PayPayと現金、クレカと現金の併用は操作手順を守れば対応可能です。ただし、店舗のPOS端末やオペレーション方針によって制限がある場合もあるため、その都度スタッフへの確認が必須です。
現場で戸惑わないためにも、併用操作に慣れておくこと、そしてレジ操作手順をマスターしておくことが重要です。
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