ディーラー系からネット型へ自動車保険を見直すときの注意点とデメリット

自動車保険

車を購入したディーラーで自動車保険に加入するのは一般的な流れですが、数年経つと「保険料が高い」と感じる方も多いのではないでしょうか。そこで注目されるのが、保険料を抑えやすいネット型自動車保険です。本記事では、ディーラー保険からネット型保険に切り替える際に知っておくべきポイントとデメリットを解説します。

ディーラーで契約する自動車保険の特徴

ディーラーが取り扱う自動車保険は主に代理店型と呼ばれ、対面での手続きやアフターサービスが手厚いのが特徴です。万が一の事故時にも、ディーラーを通じて修理や保険会社とのやり取りを一括で任せられる安心感があります。

特に車両の整備や交換部品などもディーラー経由で行われるため、純正パーツでの修理を望む方にはメリットが大きいといえるでしょう。

ネット型保険に切り替えるメリット

ネット型保険の最大の魅力は保険料の安さです。代理店手数料がかからず、インターネットを通じて契約・手続きを行うため、一般的に年間数万円の節約になることもあります。

また、自分で補償内容を自由にカスタマイズできるため、「必要なものだけ」を選んでシンプルに契約できるのも魅力です。

ディーラー保険をやめることによる主なデメリット

一方で、ディーラー保険をやめる際にはいくつかの注意点があります。まず、事故対応の手厚さが減少する可能性があること。ネット型保険は基本的に電話やWeb対応が中心のため、ディーラーでの直接対応は期待できません。

また、車の購入時にセットでついていた独自サービス(無料点検や割引)などが保険契約継続を条件としている場合、それらが受けられなくなるケースもあります。

切り替え時の等級・補償内容の引き継ぎは可能?

等級(ノンフリート等級)は、ネット型に切り替えてもきちんと引き継げます。ただし、契約の切れ目ができないように、必ず現在の保険の満期日と新しい保険の始期日を重ねておくことが重要です。

また、同じ補償内容での再現が難しい場合もあるため、特約や車両保険の条件はしっかり確認しましょう。

実際に保険を切り替えた人の声

あるユーザーは「ネット型保険にしたら年間で2万円以上安くなった」と話しています。事故対応についても「電話の受付が丁寧で、修理工場への手配もスムーズだった」との声も。

一方で、「自分で連絡・手続きをすべて行うのが面倒だった」「ディーラーとの連携が取れず修理がやや遅れた」といった意見もあります。

まとめ:価格重視ならネット型、安心重視ならディーラー継続も検討

ディーラー保険をやめることには確かにデメリットもありますが、自動車保険の見直しで大きな節約につながる可能性があります。自分で対応できる範囲が広い方、少しでも保険料を抑えたい方にはネット型保険はおすすめです。

とはいえ、事故時の対応や車の修理の流れを一括で任せたいという方は、ディーラー保険を継続する安心感も大切にするとよいでしょう。目的に合った保険選びが、もっとも賢い選択といえます。

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