羽田空港で小児用Suicaは購入できる？第2ターミナル利用時の入手方法と注意点

子ども連れで羽田空港を利用する際に、交通機関のスムーズな移動を考えると「小児用Suica（こども用Suica）」の利用を検討する方も多いのではないでしょうか。この記事では、羽田空港第2ターミナル到着時に小児用Suicaを購入できる場所や方法、注意点について詳しく解説します。

小児用Suicaとは？通常のSuicaとどう違う？

小児用Suicaは、満6歳以上12歳未満の小学生が利用できるICカードで、運賃が半額になる特典があります。通常のSuicaとは異なり、窓口で本人確認と年齢確認が必要で、券売機では発行できません。

そのため、旅行や出張で羽田空港を訪れる際に必要な場合は、空港内の有人窓口の情報を把握しておくことが重要です。

羽田空港第2ターミナルにはJRの駅は直結していませんが、京急線「羽田空港第1・第2ターミナル駅」や東京モノレール「羽田空港第2ターミナル駅」から都心部へアクセスできます。

小児用Suicaを取り扱っているのはJR東日本の「みどりの窓口」です。羽田空港内にはJRの窓口がないため、小児用Suicaをその場で購入することはできません。

最寄りの購入可能な場所は、浜松町駅や品川駅などのJR駅です。これらの駅には「みどりの窓口」または「指定席券売機」があり、小児用Suicaの新規発行を申請できます。

羽田空港からJR浜松町駅へは、東京モノレールを利用するのが便利です。第2ターミナル駅から浜松町駅までは約20分で到着します。

品川駅へは京急線でのアクセスが可能です。京急羽田空港駅から品川までは最速15分〜20分ほどで移動できます。

いずれの駅でも「みどりの窓口」で小児用Suicaを発行できますが、子どもの本人確認書類（保険証や学生証など）が必要になる点に注意しましょう。

空港到着時の移動の手間を減らすには、事前に最寄りのJR駅で小児用Suicaを入手しておくのも有効です。また、既にMy Suica（記名式Suica）を持っている場合は、駅の窓口で小児用に切り替えることも可能です。

また、一時的な利用であれば、モノレールや京急の小児切符を都度購入するという方法もあります。

小児用Suicaには、使用できる年齢に制限があり、小学校卒業後の3月31日までが有効期間となります。期間を過ぎると自動的に無効になるため、年齢制限に近い場合は注意が必要です。

また、チャージは通常のSuicaと同様に最大2万円まで可能ですが、小児用であるために乗車時に半額運賃が自動適用される特性があります。

羽田空港第2ターミナルでは、小児用Suicaを直接購入することはできません。必要な場合は、浜松町駅や品川駅などのJR「みどりの窓口」で取得するか、事前に準備しておくのが安心です。

旅行や移動をスムーズにするためにも、事前準備と本人確認書類の持参を忘れずに対応しましょう。