ゆうちょ銀行の通帳を再発行する際の必要書類と届け印の注意点まとめ

貯金

ゆうちょ銀行の通帳を紛失・破損した場合、再発行の手続きが必要です。この記事では、再発行時に必要な持ち物や、届け印の取り扱い、印鑑が不要となるケースなどについて詳しく解説します。

ゆうちょ銀行の通帳再発行に必要なもの

ゆうちょ銀行で通帳を再発行する際には、原則として以下のものが必要になります。

  • 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど顔写真付きのものが望ましい)
  • 届け出印(登録した印鑑)
  • キャッシュカード(ある場合)

本人確認書類に関しては、顔写真付きのものが1点あればスムーズですが、ない場合は健康保険証+公共料金の領収書など2点以上が求められる場合もあります。

届け出印は「名前ならなんでもOK」ではない

ゆうちょ銀行に届け出ている印鑑は、初回口座開設時に登録したものと一致する必要があります。つまり、単に「自分の名前が入った印鑑」であっても、届け出済みの印鑑でなければ無効扱いになることが多いです。

紛失などで届け出印が不明な場合は、再登録手続きが必要になります。この場合でも、本人確認書類は必須となります。

印鑑が不要になるケースとは?

2021年から、ゆうちょ銀行では「印鑑レス取引」への移行が進められており、スマートフォンや通帳アプリの利用を前提とした非対面サービスでは印鑑が不要なケースもあります。

しかし、通帳の再発行など店頭での一部手続きについては、現時点(2025年)でも印鑑の提示が求められることが多く、完全に不要というわけではありません。

印鑑を忘れた・なくした場合の対応

印鑑が手元にない場合でも、顔写真付きの本人確認書類があれば再発行に応じてもらえる場合があります。手続きの種類によっては「印鑑の再届出」を同時に行うことで対応可能です。

ただし、再届出は本人であることの確認が厳密に求められるため、有効期限内の公的な身分証明書の提示が必要です。

実際にあったケースと注意点

たとえば、「印鑑が合わずに再発行を断られた」という事例では、旧姓の印鑑で登録していたにもかかわらず、結婚後の新姓の印鑑を持参したことが原因でした。

また、本人確認書類が顔写真なしの健康保険証のみだった場合、「印鑑も本人確認も不十分」とされて再発行が保留になったケースもあります。

まとめ:届け出印と本人確認書類は両方用意が基本

ゆうちょ銀行での通帳再発行には、原則として届け出印と本人確認書類の両方が必要です。印鑑がない場合でも、顔写真付きの本人確認書類があれば一部対応可能なケースもありますが、再届出など手続きが増える可能性があるため、事前に用意しておくのが安心です。

不安な場合は、事前に最寄りのゆうちょ銀行へ電話確認をしてから来店するとスムーズに対応してもらえます。

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