腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けたとき、「自分の保険で給付金は出るのか?」と悩む方は多いです。特にメットライフ生命のように手術給付対象が明確にリスト化されている保険では、名称が異なるだけで対象外と誤解してしまうケースもあります。ここでは、「椎間板ヘルニア摘出術(Love法)」が給付対象になる可能性や、確認のポイントについて詳しく解説します。
メットライフ生命の手術給付金の仕組み
メットライフ生命の医療保険では、手術給付金の支払い対象が「約款別表」に基づいて定められています。対象は主に公的医療保険制度で定められた「手術料の対象」と一致しており、診療報酬点数表の区分に基づいて判断されます。
そのため、手術名がリストに載っていなくても、実際の医療行為の内容が該当すれば、給付対象となる場合があります。重要なのは「手術の種類」ではなく「診療報酬上の分類」です。
椎間板ヘルニア摘出術(Love法)とは?
「Love法」は、椎間板ヘルニアの摘出を目的とした開放手術の一種で、比較的古くから行われている術式です。背部を切開し、椎間板の突出部分を摘出して神経の圧迫を解除するという内容です。
この手術は一般的に診療報酬点数表で「K145:椎間板摘出術」に該当します。したがって、このコードに該当していれば、メットライフ生命でも「手術給付金支払い対象」となる可能性が高いです。
給付金が出ないと言われた場合の確認ポイント
保険会社から「該当手術がリストにない」と言われた場合、まず確認すべきは以下の点です。
- 医療機関が発行した「手術報告書」または「診療報酬明細書(レセプト)」の手術コード
- 実際の手術内容と「Kコード」の一致(例:K145など)
- 約款別表で「神経系の手術」「脊椎関連手術」がどのように記載されているか
もし病院側で発行される書類が不足している場合は、主治医または病院の医事課に相談して「保険会社提出用証明書」を発行してもらうとスムーズです。
同じようなケースの実例
実際に、「Love法による椎間板ヘルニア手術」で給付金を受け取れた例も報告されています。その際は、病院から発行された「診療報酬点数明細書」にK145が記載されており、メットライフ生命側もそれをもとに支払い対象と判断したとのことです。
一方で、もしレーザーによるPLDD(経皮的椎間板減圧術)など簡易的な手術の場合は、保険給付対象外となるケースもあります。どの方法で行われたかを正確に把握することが大切です。
Vポイントなどとの比較:医療保険の確認方法
多くの生命保険会社では、公式サイトや契約者専用ページに「手術給付対象一覧」や「支払い事例」が掲載されています。メットライフ生命のサイトでも確認できます([参照])。
また、コールセンターや担当代理店に手術名を伝えて確認する際、「診療報酬コード」を併せて伝えると、より正確な回答を得られます。
まとめ:Love法は給付対象となる可能性が高い
結論として、「椎間板ヘルニア摘出術(Love法)」は公的医療保険で定められた「K145 椎間板摘出術」に該当するため、メットライフ生命の医療保険でも給付金が支払われる可能性が高いです。
ただし、最終判断は保険会社が行うため、病院からの「手術証明書」や「レセプト情報」を提出し、詳細を確認することをおすすめします。焦らず手続きを進めれば、適正に給付金を受け取ることができるでしょう。


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