若いうちに欲しい車を手に入れたいという気持ちは多くの人が持っています。特にスポーツカーの代表格であるトヨタの86(ハチロク)に憧れるのは自然なことです。しかし、現実的な経済状況を見たとき「夢物語」に見えてしまうかもしれません。この記事では、貯金ゼロ・借金80万円の状態からどうやって夢に近づけるのかを具体的に解説します。
まずは現状を見つめ直す:収支バランスを整理する
現在の収支状況を見ると、手取り約18万円に対して、固定費が約7万円、その他クレカ支払いなどで20万円以上。完全に赤字です。まず最初にやるべきことは支出の見直しです。
家計簿アプリ(例:マネーフォワードME、Zaimなど)を使って1ヶ月分の支出を可視化し、「浪費」部分を特定しましょう。自動課金のサブスクやコンビニでの無意識の出費が大きな浪費要因になっているケースが多くあります。
浪費癖を直す3つの具体策
- 現金管理に切り替える:クレカ使用を一時的に停止し、毎月の予算を現金で封筒管理。
- 購入前の48時間ルール:欲しいと思ったら48時間寝かせる習慣をつける。
- SNS・広告を遮断:購買欲を刺激するSNSアプリの使用時間を制限。
浪費は習慣です。日々の小さな行動から見直すことで、数ヶ月後には貯金ができる体質に変わっていきます。
借金80万円をどうやって返す?現実的な返済戦略
利息のかかる借金はまず優先して返済すべきです。毎月の返済額が不明でも、最低1万〜1万5千円は返済に充てたいところです。おすすめは「債務整理」や「おまとめローン」の検討。
また、もし金利の高いクレカキャッシングが含まれている場合は、リボ払いを一括精算する方法や、無利息期間付きカードローンの乗り換えも検討しましょう。
AT限定解除は“未来投資”と考える
まずは「MT車に乗れる」ことを前提に免許の限定解除を目指すのは合理的です。限定解除の費用は5万〜7万円ほど。これは短期バイトなどで一時的に資金を作ることで実現可能です。
例えば、日雇いの軽作業やイベントスタッフ、配達業務など1日1万円程度のバイトを週末2回こなせば、1ヶ月で達成できます。
86を買うために必要な費用と時期の目安
86の中古価格は100万円台後半〜300万円台。加えて、自動車保険・税金・メンテナンスなどの維持費も考慮する必要があります。現時点では購入は難しくても、3年〜5年をかけて以下のようなロードマップを描くことが大切です。
- 1年目:浪費改善+借金完済
- 2年目:貯金50万円以上+MT取得
- 3〜4年目:軽自動車購入で信用形成→ローンの通りやすい状況へ
- 5年目:86購入検討開始
夢を叶えるには時間と計画が必要です。しかし、その分「努力して手に入れた」実感が強く、満足度も格別になります。
まとめ:今のままでは無理。でも未来は変えられる
今の生活を続けたままでは86は買えません。ですが、「習慣を変え、支出を見直し、計画を立てて努力する」ことで必ず未来は変えられます。
23歳という年齢は、どんな状況からでもやり直しがききます。まずは「浪費をやめて、月1万円の黒字を出す」ことからスタートしてみましょう。それがあなたの未来の愛車・86への第一歩です。
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