家計管理をするうえで、水道代が高いのか適正なのか気になることがあります。特に、3人家族で2ヶ月分の水道代が約2万円という金額は、高いのかどうか判断しづらいものです。本記事では、全国の平均的な水道料金と比較しながら、水道代を節約するポイントもご紹介します。
3人家族の水道代の全国平均
一般的な3人家族の水道代は、地域や使用状況によって異なりますが、全国平均の目安は以下の通りです。
世帯人数 | 1ヶ月あたりの水道代(目安) | 2ヶ月あたりの水道代(目安) |
---|---|---|
1人暮らし | 約2,000円~3,500円 | 約4,000円~7,000円 |
2人家族 | 約3,500円~5,500円 | 約7,000円~11,000円 |
3人家族 | 約5,000円~7,500円 | 約10,000円~15,000円 |
4人家族 | 約6,500円~9,000円 | 約13,000円~18,000円 |
上記のデータを見ると、3人家族の水道代は2ヶ月で約10,000円~15,000円が一般的です。そのため、2ヶ月で2万円というのはやや高めと言えます。
水道代が高くなる原因とは?
水道代が高くなる原因はいくつか考えられます。代表的な要因を見てみましょう。
1. 水の使用量が多い
3人家族の場合、一般的な水の使用量は1ヶ月あたり15~20㎥程度ですが、以下のような要因で使用量が増えている可能性があります。
- お風呂の湯量が多い・長風呂が多い
- 食器洗いで水を流しっぱなしにしている
- 洗濯の回数が多い
- 庭やベランダで水を大量に使用している
2. 水道料金の地域差
水道料金は自治体ごとに異なります。例えば、東京都23区は全国でも安めの水道料金ですが、地方の一部地域では都市部の1.5倍~2倍の料金設定になっていることもあります。
例えば、東京都と大阪市を比較すると、以下のような違いがあります。
都市 | 3人家族の水道代(2ヶ月) |
---|---|
東京都23区 | 約10,000円~12,000円 |
大阪市 | 約13,000円~15,000円 |
地方都市(例:札幌市、福岡市) | 約15,000円~18,000円 |
3. 水漏れの可能性
特に思い当たる節がないのに水道代が高い場合は、水漏れの可能性を疑ってみましょう。以下の方法で簡単にチェックできます。
- すべての蛇口を閉めた状態で水道メーターを確認し、メーターが動いている場合は水漏れの可能性大
- トイレのタンクや蛇口の周りが濡れていないか確認
水道代を節約する方法
水道代を抑えるために、以下の節約方法を試してみましょう。
1. お風呂の節水
家族全員がシャワーを長時間使用すると、水道代が大幅に上がります。
- 浴槽の湯量を減らす
- シャワーヘッドを節水タイプに変更
- 家族が続けて入浴し、お湯を無駄にしない
2. 食器洗いの工夫
食器洗いで水を流しっぱなしにしないようにし、「つけ置き洗い」を活用すると水の使用量を減らせます。
3. 洗濯時の水の使い方
洗濯回数が多い場合は、水道代が増える原因になります。
- 洗濯物をまとめて洗う
- すすぎ回数を減らせる洗剤を使用
- ドラム式洗濯機を活用(節水機能あり)
4. 節水グッズを活用
節水効果のあるグッズを使うことで、日々の水の使用量を減らせます。
- 節水シャワーヘッド
- トイレの節水タンク
- 蛇口に取り付ける節水アダプター
まとめ
3人家族の水道代は、全国平均では2ヶ月で10,000円~15,000円程度が目安ですが、20,000円となるとやや高めと言えます。
水道代が高い原因として、使用量の多さ・地域の料金差・水漏れなどが考えられます。水道代を抑えるためには、お風呂・食器洗い・洗濯の工夫や節水グッズの活用が効果的です。
水道代が高いと感じる場合は、一度使用量をチェックし、節約できるポイントを見直してみましょう。
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