若者が大きな車に乗る場合、自動車保険料が高くなるという話はよく聞きます。特に19歳という年齢は保険料が最も高くなる年代のひとつ。この記事では、19歳の大学生がマツダCX-8に乗るとき、車両保険なしで保険料がどの程度になるのか、安い保険会社のケースを中心にわかりやすく解説します。
19歳は自動車保険料が高額になる理由
自動車保険では、事故リスクの高い若年層に対して保険料が割高に設定されています。特に18~20歳は事故発生率が高いため、どの保険会社でも大きなリスクと見なされる年代です。
さらに、CX-8のような大型SUVは修理費や対人・対物事故の被害が大きくなりやすいため、保険料に上乗せされる傾向があります。
車両保険なしでの月額保険料の目安
ダイレクト型保険会社(例:ソニー損保・チューリッヒ・おとなの自動車保険など)を利用し、車両保険を付けずに最低限の補償内容に絞った場合、19歳でCX-8を運転する際の自動車保険料はおおよそ以下のようになります。
条件 | 保険料(月額) |
---|---|
対人・対物無制限 | 約10,000〜15,000円 |
人身傷害あり | 約12,000〜18,000円 |
車両保険なし・年齢制限なし | 約9,000〜13,000円 |
最安クラスでは月1万円前後で収まる可能性もありますが、年齢と車種の影響を強く受けるため、大半は月1.2〜1.5万円程度を見込んでおくと安心です。
ダイレクト型保険を活用するメリット
代理店型に比べて、ダイレクト型(通販型)の保険は人件費や店舗運営コストが少ない分、若年層でも比較的安く加入できるのが魅力です。
たとえば、チューリッヒ保険では19歳・CX-8・車両保険なし・年間走行距離5,000km以下といった条件で、年間13万円(月換算で約11,000円)前後の見積もりとなった実例もあります。
保険料をさらに安く抑える工夫
保険料を安くするためには、以下のような工夫が有効です。
- 免責金額を高めに設定する
- 運転者の範囲を「本人限定」または「本人+配偶者」にする
- 年間走行距離を短めに設定する
- 弁護士費用特約など不要な特約は外す
特に、運転者限定や年間走行距離の設定は数千円単位で保険料に影響を与えるため、見積もり時には正確に入力しましょう。
注意点:親の保険への「家族限定特約」ではカバーされない
19歳の大学生が自分名義でCX-8に乗る場合、親の保険に「家族限定」や「年齢条件」特約が設定されていても、運転対象から外れることがあります。
そのため、自分名義で新たに保険を契約するか、家族の契約内容を年齢無制限に変更するなどの対処が必要です。ただし後者は保険料が跳ね上がるため注意が必要です。
まとめ:CX-8×19歳で車両保険なしでも月1万円超は覚悟
19歳という年齢と大型SUVの組み合わせは、どうしても保険料が高めになります。車両保険を外しても月1万円以上はかかるケースが一般的です。
少しでも保険料を抑えたい場合は、ダイレクト型保険で補償を必要最低限に調整することで節約可能です。複数社の見積もりを取り、自分に合ったプランを選ぶようにしましょう。
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