スマホでのキャッシュレス決済が一般化する中、あえてQUICPay(クイックペイ)を利用する人が増えている理由をご存知でしょうか?一見すると「クレジットカードをそのままスマホに登録してタッチ決済でよくない?」と思われがちですが、QUICPayにはそれを上回る利便性と特典があるのです。本記事では、QUICPayが支持される理由や具体的な使い方、他の決済手段との違いをわかりやすく解説します。
QUICPayとは何か?その仕組みを解説
QUICPayはJCBが提供するポストペイ型(後払い)電子マネーです。Apple PayやGoogle Payに登録して、スマホやスマートウォッチで「ピッ」と支払うことができます。
登録されたクレジットカードから引き落とされる形式なので、チャージ不要で即時に決済が完了するのが特徴です。また、iDやSuicaと異なり、JCBブランドに強く紐づいている点が特徴です。
クレカ直接タッチ払いとの違いは?
スマホにクレジットカードを登録してタッチ決済する方法もありますが、QUICPayを使うことで次のような違いがあります。
- 利用可能店舗の違い:QUICPay対応の端末がある店舗なら使えます。タッチ決済は店舗によっては読み取り端末が限定されることも。
- セキュリティ面:QUICPay経由の決済はカード番号が直接伝わらないため、セキュリティ面でより安全とされています。
- ポイントの二重取りが可能な場合も:一部のクレジットカードでは、QUICPay決済で独自のポイントキャンペーンが適用されるケースがあります。
QUICPayが人気の理由とメリット
① チャージ不要でスムーズ
事前のチャージが不要なため、残高切れの心配がありません。利用した分はまとめてカードから引き落とされます。
② 利用明細が分かりやすい
各クレジットカードの明細にQUICPay利用分として表示されるため、家計管理がしやすくなります。
③ Apple Pay・Google Payに対応
iPhoneやAndroid端末に登録すれば、スマートウォッチでも利用可能で、サイフ不要の快適決済が可能です。
実例:QUICPayでポイントが多く貯まるケース
例えば「楽天カード(JCB)」をApple PayにQUICPayとして登録して利用すれば、通常の楽天ポイントがつくだけでなく、キャンペーンなどで追加ポイントがもらえることも。
また、「リクルートカード(JCB)」では高還元率(1.2%)でQUICPay支払いができ、少額決済を重ねる人ほど恩恵が大きくなります。
デメリットや注意点はある?
便利なQUICPayにもいくつか注意すべき点があります。
- すべてのクレジットカードがQUICPayに対応しているわけではありません
- 一部のコンビニや自販機などではiDやSuicaしか対応していない場合も
- 決済限度額がカード会社によって異なり、初期設定で数万円に制限されていることもあります
利用前にカードの設定や制限を確認しておくと安心です。
まとめ:スマートでお得な決済はQUICPayで
QUICPayは、手間のない支払い・高いセキュリティ・ポイント還元という3拍子がそろったキャッシュレス決済サービスです。特にJCBカードを日常的に使っている方や、スマホ決済に慣れている人には、QUICPayを使うことで支払いがより便利でお得になります。
クレジットカードのスマホタッチ決済との違いやメリットを知ることで、支払い手段を最適化し、よりスマートなキャッシュレス生活を送りましょう。
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