クレジットカードに身に覚えのない請求が発生したら?確認すべきポイントと対応手順を解説

クレジットカード

クレジットカードをしばらく使っていなかったのに、突然の請求が発生すると誰でも驚くものです。「放置していたカードに6,050円の引き落とし?次月にも550円の請求が…」という状況では、不正利用や継続課金の可能性も視野に入れた冷静な対応が必要です。この記事では、こうしたケースで確認すべき点や取るべき具体的なアクションについて詳しく解説します。

まず確認したい:本当に「身に覚えがない」請求か?

まずはカード明細を確認しましょう。「○○サブスク」「決済代行会社名義」「略称での請求」など、実際には過去に自分で登録した継続課金が原因ということもあります。

たとえば、以下のような例がよくあります。

  • 動画配信サービスやオンラインサロンの月額課金
  • 無料期間後に自動課金が始まったサブスクリプション
  • 過去に利用したアプリやソフトの年額更新

カード会社の明細だけでは判断できない場合、カード会社のサポートに「請求元の詳細情報」を問い合わせるのが有効です。

明らかに不正利用の可能性がある場合の対応

身に覚えのない請求で、かつ自分が契約していないことが明確な場合は、不正利用の可能性があります。この場合、次のように対応してください。

  • カード会社にすぐ連絡:不正利用申告と調査依頼をします。
  • カード停止・再発行:必要に応じてカードの利用停止や新しい番号での再発行を依頼。
  • 利用履歴の確認:最近の取引を全て確認して他の被害がないかチェック。

不正利用の申し出は早ければ早いほど対応がスムーズです。補償対象となるためには一定期間内の申告が条件となることが多いため注意しましょう。

継続課金(サブスク)の解約漏れに要注意

特に見落としがちなのが、無料体験から自動的に有料に切り替わる契約や、更新通知のない年額課金です。

たとえば、2年前に契約したクラウドサービスが自動更新され、使っていないのに料金が請求されるといったことがあります。この場合。

  • サービス提供元のマイページにログイン
  • 登録状況を確認し、即時解約手続き
  • 可能なら返金交渉も行う

意外と返金に応じてくれるサービスもあるため、支払後でも諦めず問い合わせてみる価値はあります。

退会するべきか?その前に確認すべきこと

「不正利用の疑いがあるから、すぐに退会したい」という判断も理解できますが、退会前にカード会社に確認・調査を依頼するのが先決です。

なぜなら、退会後は詳細な取引履歴の調査や補償対応が受けられないケースがあるからです。調査が完了するまではカードを一時停止しておき、必要なら再発行で対応しましょう。

まとめ:まずはカード会社に相談、焦って退会しない

長らく使っていないクレジットカードで突如請求が発生した場合、不正利用・継続課金・契約ミスなど複数の可能性が考えられます。まずはカード会社に詳細の問い合わせと調査依頼を行い、原因を特定することが最優先です。必要であればカードの停止や再発行を行い、トラブルを未然に防ぐようにしましょう。焦って退会せず、状況を把握してから冷静に判断することが大切です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました