「科目を自由に設定して、年間集計・総資産推移も見られて、CSVでダウンロードできる無料の家計簿ソフトやアプリがないかな?」という方に向けて、実際に使えるサービスとその選び方をわかりやすく整理しました。
無料家計簿ツール選びで押さえるべき3つの機能
まず、あなたのように「任意の科目」「合計」「総資産の推移」「CSVダウンロード」といった要件を満たすためには、以下の機能が重要です。
- 科目設定の自由度:食費/光熱水道/通信など、自分で科目を作れるか。
- 集計・グラフ表示:半年/年間で科目ごとに合計が出せて、資産の残高推移も見えるか。([参照]家計簿アプリ無料おすすめ7選|CSV対応も多数)
- CSVダウンロード機能:出力してスプレッドシート/Excelで加工できるか。([参照]Zaim/CSV出力の説明)
この3つを満たすツールであれば、入力→振り返り→改善サイクルが回しやすくなります。
おすすめ無料ソフト/アプリ3選と特徴
それでは、要件を満たす代表的なツールをご紹介します。
- Zaim:銀行・カード連携も可能で、有料版でCSV出力対応。無料版でも十分使いやすい。([参照]同上)
- マネーフォワード ME:資産管理機能が強く、CSVダウンロードにも対応。([参照]公式:CSVダウンロード対応)
- シンプル家計簿‑MoneyNote:入力がシンプルでCSV/Excel出力に無料で対応しているケースあり。([参照]App Store:シンプル家計簿説明)
これらを「スプレッドシートで手作りしていたけど、もう少し仕組みにしたい」というニーズに応じて活用できます。
スプレッドシート+家計簿ツール併用のすすめ
既にスプレッドシートで管理しているなら、家計簿ツールと併用することでメリットが増えます。
- 家計簿ツールで入力・自動集計・出力→スプレッドシートにインポートしてさらに科目カスタマイズ・グラフ化。
- CSV出力を定期的(月1回)に取得し、スプレッドシートにシート分割:①収支 ②資産残高 ③年間推移、などを用意。
例えば、1月〜6月のデータを入力して「食費・交通費・娯楽費」で半期比較グラフを作ることで、“改善できそうな科目”が見えてきます。
実践:月末チェック&年間振り返りの手順
毎月終わりに以下の手順を習慣化しましょう。
- ツールで入力済みの収支をCSVでダウンロード。
- スプレッドシートにインポートし、「科目別合計」「資産残高グラフ」を作成。
- 半年ごとに「前年同月比」「前期比」などを出して、改善目標を立てる。
例えば「光熱水道費が3月~4月で10%増加している→次期は20%削減目標」というように具体的なアクションにつなげられます。
まとめ
あなたのように「任意の科目定義」「収支合計」「総資産推移」「CSV出力」という要望を持つ場合、無料で使える家計簿アプリ+スプレッドシート併用が非常に有効です。まずは1つのツールを試して欄を作り、月末・半年・年間で振り返る習慣をつけることで、科目改善の気づきも得られやすくなります。

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