ネットショッピングで返金や引き落としトラブルに遭遇すると、不安になるものです。特にMUSINSA(ムシンサ)など海外系アプリで三井住友銀行のOliveカードを利用していると、返金処理のタイミングや表示に違和感を持つことも。本記事では、返金処理中に再度引き落としが起こるケースや、カード会社とアプリ側の処理の関係について詳しく解説します。
カード決済の返金処理は即日反映されない
まず前提として知っておきたいのは、クレジットカード決済の返金は即座に口座へ戻らないという点です。通常、以下のステップを経て処理されます。
- 加盟店(MUSINSA)から返金データがカード会社へ送信される
- カード会社が返金処理を承認・受付
- 最短でも2〜5営業日後に返金が処理される
そのため、「5日前に返金リクエストされたのに返金されていない」というのはよくあるケースです。週末や祝日を挟むとさらに遅れます。
再度引き落としされた理由:一時的なオーソリ(与信)や決済再実行の可能性
残りの10,000円分が再度引き落とされた理由には、「与信確保の継続」や「MUSINSA側の決済処理のやり直し」の可能性があります。たとえば。
- 初回決済がキャンセル扱いとなり、再度決済処理をMUSINSAが送信
- 返金と請求のタイミングがズレたため、二重引き落としのように見える
実際には1件目の決済が返金処理中、2件目の決済が本決済になっているケースが多いです。
三井住友Oliveカード特有の反映の仕組みにも注意
三井住友Oliveカード(VISA LINE PayやVポイント連携カードを含む)は、リアルタイムで明細が反映されやすい設計ですが、それゆえ誤解を生むケースもあります。以下の点に注意しましょう。
- 返金は「利用取消」または「マイナス表示」で数日後に反映
- 一時的な「仮引き落とし」が見えるが、あとから消えることも
- アプリ通知が先に届き、実際の明細には後から表示されることがある
心配な場合は、三井住友カードのカスタマーセンターやVpassアプリで明細を確認するのが確実です。
ユーザーができる対処法と問い合わせのポイント
不安な状態が続く場合、以下の対応をおすすめします。
- まずはVpassで利用明細を確認(取り消しや重複の有無)
- MUSINSAのカスタマーサポートに返金処理状況を確認
- 三井住友カードに「返金ステータス」「二重引き落とし有無」の確認を依頼
問い合わせ時には、注文番号や取引日、金額の詳細を添えることで、スムーズな対応を得られます。
まとめ:慌てず取引の時系列を確認、返金や重複処理はよくある
今回のような、返金処理が完了する前に再引き落としが行われたという事象は、ECサイトやカード会社で頻発する事例です。特に海外発のアプリと日本のカードシステムでは、タイムラグが発生しやすいため、冷静に時系列と明細を追うことが大切です。
疑問があれば、MUSINSA・三井住友カードの両方に問い合わせることで、誤請求やシステム上のトラブルも明らかになります。最終的には正しく処理されるケースが多いため、焦らず、でも早めの確認行動を心がけましょう。
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