高校生になって初めて自分で稼いだお金。自由に使えるようになった一方で、親との話し合いや将来のための貯金、趣味への課金など、どのようにお金を使うべきか悩む人も多いでしょう。今回は月6〜7万円をバイトで稼ぐ高校生が、家に入れるお金・貯金・課金をどうバランスよく考えるかをテーマに、現実的なアドバイスをお届けします。
バイト収入の使い方をざっくり分けてみよう
まずはバイト収入をどのように配分すべきかを大まかに考えてみましょう。たとえば、月収7万円の場合。
- 家に入れるお金:2万円
- 貯金:3万円(免許取得などの目的付き)
- 自分の自由に使えるお金:2万円
このように分けると、無理なく「親の信頼」「将来の準備」「今の楽しみ」の3つを両立できます。
課金1万円は高い?それとも妥当?
課金1万円という金額は、使い方次第で評価が変わります。たとえば、
- そのゲームがモチベーション維持に大きく貢献している
- 他にお金をほとんど使っていない
- 課金によって金銭トラブルに発展していない
このような条件がそろっていれば、毎月1万円の課金も「趣味の支出」として妥当といえます。
ただし、毎月必ず1万円課金するという前提ではなく、「使わない月もある」「月によって上限を調整する」など、柔軟性を持たせたほうが安心です。
親との金銭感覚の違いとその対処法
親世代と若者世代では、お金の価値観が違うこともよくあります。親にとっての「課金=無駄遣い」は、あなたにとっての「ご褒美」や「ストレス解消」かもしれません。
話し合うときは以下のように伝えてみましょう。
- 「毎月1万円全部使うつもりはない」
- 「使わなかった月は貯金に回す」
- 「免許取得のための貯金もきちんとやる」
責任ある使い方をしていることを見せることで、親の信頼を得やすくなります。
お金を使う目的を明確にしよう
「なんとなく課金したい」ではなく、「このキャラが好きだから課金する」「イベントの報酬が欲しいから使う」など、目的意識を持った使い方を意識しましょう。
また、アプリで支出管理するのもおすすめです。無料で使える家計簿アプリを活用すれば、自分のお金の流れが見える化され、使いすぎ防止にもつながります。
高校生のうちに覚えておきたいお金の管理習慣
自由に使えるお金がある今こそ、次のような金銭感覚を身につけておきましょう。
- 目的のない支出はできるだけ減らす
- 貯金は「先取り」して確保
- 親のアドバイスにも耳を傾ける
この3点を意識するだけでも、大人になった時に大きな差になります。
まとめ:課金は悪じゃない、でもルールが大事
高校生でも課金することは悪いことではありません。ただし、限られた収入の中でいかに「優先順位をつけて使うか」が大切です。
バイト代から家にお金を入れ、将来のための貯金もして、その上で「好きなことにお金を使う」。このバランス感覚を養っていけば、課金1万円でも十分許容範囲でしょう。
自分なりのルールを持ち、それを守れる人こそ、お金に強い人になれるのです。
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