高校生のお子様が初めて海外に行く際、現地での支払い方法は慎重に選びたいものです。特にオーストラリアやニュージーランドといったキャッシュレス先進国では、現金よりもカードの方が圧倒的に便利。この記事では、高校生でも持てるおすすめのプリペイドカード・デビットカードを比較しながら、2週間の滞在に最適な選択肢を紹介します。
高校生が持てるカードの種類と特徴
18歳未満でも持てるカードは限られていますが、以下のような選択肢があります。
- プリペイドカード:あらかじめチャージして使うタイプ。親がチャージ管理できる。
- デビットカード:銀行口座直結で利用額が即時引き落とし。管理がしやすく、不正利用リスクも低め。
クレジットカードは原則18歳以上(学生不可)からの契約なので、高校生の場合はプリペイドまたはデビットカードが現実的です。
オーストラリア・ニュージーランドで使えるおすすめカード
両国はVisa・Mastercard対応の加盟店が多いため、国際ブランド付きのカードなら基本的に問題ありません。以下のカードは高校生の海外渡航にも適しています。
- Visaバンドルカード(プリペイド)
アプリで即発行可能。保護者のスマホ管理でチャージも簡単。ATM引き出し不可だが、ショッピングには十分。 - Kyash Card Lite(プリペイド)
Visaブランド対応で、アプリ操作が直感的。残高連携がリアルタイムで見えて安心。 - みずほJCBデビット(デビット)
15歳から作成可能。実店舗・ネットどちらでも使用でき、JCB対応店舗で現地通貨建て支払い可能。
なお、親名義の口座と連携できるデビットカードもあるため、使いすぎを防ぐ意味でも有効です。
カード選びの際のチェックポイント
海外利用時には以下の点を事前に確認しましょう。
- 対応国通貨とブランド:VisaかMastercard付きが無難
- 海外利用手数料:多くは1.5〜3%のレート加算。なるべく低いものを
- チャージ方法:コンビニや銀行振込など柔軟にできるか
- 紛失時対応:スマホで即停止・再発行できるものが安心
また、出発前に残高チェック方法や使用上の注意点を一緒に確認することも大切です。
現地ATM利用は避けるべき?
高校生の場合、ATMから現金を引き出す必要は少ないため、ATM対応よりもショッピング対応を優先すべきです。現金が必要な場面はごく稀で、基本的にはプリペイドカードと少額の現金で十分です。
現地ATMは手数料や盗難リスクもあるため、本人の判断で引き出しさせるのは避ける方が安心です。
親が準備すべきサポート体制
海外でカードトラブルが発生したときに備えて、親側の準備も重要です。たとえば。
- チャージ管理が親名義でできるカードを選ぶ
- アプリで利用明細が確認できるものを使う
- 緊急連絡先やカードの停止方法を紙にまとめて持たせる
また、万が一に備えて、サブカードを予備で持たせるという手もおすすめです。
まとめ:高校生の海外滞在はプリペイドまたはデビットで安心・安全に
オーストラリアやニュージーランドではクレジットカード文化が進んでおり、高校生でも国際ブランド付きのプリペイドまたはデビットカードを持つことで、ほぼ現金なしでも過ごせます。
使用上のリスクが少ないカードを選び、親子でしっかりルールを共有したうえで持たせれば、安全で快適な渡航が実現できます。
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