楽天銀行の口座と楽天デビットカードを利用している方が、楽天カード(クレジットカード)への切り替えを検討する際に「楽天銀行を解約しても楽天カードはそのまま使えるのか?」という疑問を抱くことがあります。本記事では、楽天カードと楽天銀行の関係、デビットカードとの違い、解約時の注意点について詳しく解説します。
楽天デビットカードと楽天カードの違い
楽天デビットカードは楽天銀行の口座に直結した決済手段であり、利用と同時に口座残高から即時引き落としされます。一方、楽天カード(クレジットカード)は月ごとにまとめて請求され、登録した口座から引き落とされる後払い方式です。
そのため、楽天デビットカードを使うには楽天銀行口座の維持が必須ですが、楽天カードは他行の口座を引き落とし先として登録することで、楽天銀行口座がなくても問題ありません。
楽天銀行を解約しても楽天カードは使えるのか?
結論として、楽天銀行を解約しても楽天カードは問題なく使用可能です。ただし、以下の条件が満たされている必要があります。
- 楽天カードの引き落とし口座が楽天銀行以外に正しく設定されている
- 楽天銀行に紐づいた楽天デビットカードは利用しなくなることを前提としている
特にETCカードやその他のサービス利用には影響はなく、クレジットカード単体として継続利用できます。
楽天銀行を解約する前の注意点
楽天銀行を解約する前に以下の点を確認しておきましょう。
- 楽天カードの引き落とし口座がすでに他の銀行に切り替わっているか
- 楽天銀行の残高をゼロにしておく
- 楽天銀行に関連づいたサービス(積立、証券連携など)が他にないか
また、楽天銀行にログインできなくなると履歴確認もできなくなるため、念のため明細データはバックアップしておくと安心です。
楽天カードの今後の活用とETCカード
楽天デビットカードではETCカードを持てませんが、楽天カードに切り替えることでETCカードの発行が可能となります。年会費は550円(税込)ですが、楽天ポイントクラブの会員ランクが「ダイヤモンド」または「プラチナ」の場合は無料になる特典もあります。
ETCカードの発行が完了していれば、今後のドライブや高速道路利用でも安心してキャッシュレス決済ができます。
まとめ:楽天銀行解約は問題なし。ただし事前準備を忘れずに
楽天デビットカードから楽天カードへ切り替えた場合、楽天銀行を解約しても楽天カードの利用には影響ありません。ただし、楽天カードの引き落とし先を他の銀行に設定済みであることが大前提です。
楽天銀行を完全に利用しなくなるなら解約も選択肢になりますが、その前に紐づくサービスの確認と残高整理を済ませておきましょう。適切に手続きすれば、今後も快適なキャッシュレス生活が続けられます。
コメント