スマホアプリで銀行振込をする際に気になる「振込手数料はどこから引かれるのか?」という疑問。金額をそのまま送れるのか、それとも手数料が差し引かれるのか、正しく理解しておきたいポイントを解説します。
振込手数料は別途引き落とされるのが一般的
多くの銀行では、振込金額と手数料は別々に口座から引き落とされる方式を採用しています。たとえば「2万円を送金・手数料275円」の場合、口座からは合計20,275円が引き落とされる仕組みです。
つまり、口座残高が2万円ちょうどでは手数料分が不足し、振込自体ができません。
残高不足で振込できないケース
例えば残高が「20,000円」の場合、同額の振込をしようとしても「手数料275円」が加算されてしまうため、処理がエラーになります。
銀行のアプリではこのようなミスを防ぐために、事前に合計金額を表示し、確認を求める画面が用意されています。必ずチェックしましょう。
送金金額から手数料が差し引かれる銀行もある?
一部のネットバンクや海外の送金サービスでは、「送金額から手数料を差し引く」形式も存在します。たとえば「2万円送金→手数料込みで19,725円が相手に届く」というパターンです。
ただし日本国内の主要な銀行(みずほ、三井住友、楽天銀行など)では、「手数料は別途引落」が基本です。
事前に確認すべき3つのポイント
- アプリ上に表示される「振込金額」と「手数料」の合計
- 残高がその合計を超えているかどうか
- 振込先の名義・支店名などの入力ミスがないか
これらを確認しておけば、エラーや送金ミスのリスクを減らせます。
具体例:楽天銀行アプリのケース
楽天銀行のアプリで「振込額20,000円/手数料275円」の操作を行うと、確認画面に「合計引落金額:20,275円」と表示されます。
この金額に不足があると、「残高不足です」とエラーが表示され、送金できない設計になっています。
まとめ:手数料込みの残高を意識しよう
振込時には「送金金額+手数料」が口座から引かれます。口座の残高がギリギリの場合、振込が完了しない可能性があるため、手数料分も含めた残高を常に意識して操作することが大切です。
振込エラーや手続き中断を避けるためにも、アプリの確認画面はよく読み、金額の内訳を理解したうえで進めるようにしましょう。
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