自動車保険を契約する際、車両保険を「エコノミー型」にするか「一般型」にするかで悩む人は多いものです。契約後に「やっぱり一般型に変更したい」と思っても、保険会社によっては途中変更ができないことも。この記事では、車両保険の種類や特徴、エコノミーから一般型への変更が可能な保険会社について解説します。
車両保険「エコノミー型」と「一般型」の違い
まずは2種類の車両保険の違いを整理しておきましょう。
保険の種類 | 補償対象 |
---|---|
エコノミー型 | 飛び石・盗難・火災・台風など(単独事故・当て逃げは対象外) |
一般型 | エコノミー型の内容+単独事故・当て逃げなども補償 |
たとえば、自宅の駐車場で車をぶつけた、誰かにいたずらされたといったケースでは、エコノミー型では補償されない可能性があります。より安心を求めるなら一般型が適しています。
途中で「一般型」に変更できる?
契約期間中にエコノミー型から一般型への変更ができるかどうかは、保険会社ごとに対応が異なります。SBI損保では基本的に契約途中での変更は不可とされています。
一方、以下の保険会社では、条件次第で「一般型への変更」が可能な場合があります。
- 東京海上日動
- 三井住友海上
- 損保ジャパン
- あいおいニッセイ同和損保
- 楽天損保(契約更新時に選択可)
特に代理店型保険では柔軟な対応が可能なケースが多く、保険担当者に相談することで変更が認められることもあります。
変更を希望する場合の手続き方法
途中で車両保険の内容を変更する場合、基本的には以下の流れになります。
- 契約中の保険会社へ問い合わせ
- 車両の状態や等級などに応じて審査
- 条件が整えば特約変更として対応
- 差額保険料の支払いが発生する可能性あり
ただし、車両保険金をすでに請求している場合や、一定の等級以下では変更不可になることもあるため注意が必要です。
どうしても変更できない場合の選択肢
現在の保険会社で変更が認められない場合は、次回の更新タイミングで乗り換えを検討するのも一つの方法です。以下のような比較ポイントをもとに、保険一括見積もりサービスを活用すると便利です。
- 一般型の車両保険が選択可能か
- 契約条件や免責金額の自由度
- 事故対応の評判や口コミ
- 割引制度の有無(ゴールド免許など)
乗り換えのタイミングでは保険料を見直すチャンスでもあるため、年1回の契約更新時は特に要チェックです。
まとめ
車両保険を「エコノミー型」から「一般型」へ変更するには、保険会社の方針や契約条件に左右されます。SBI損保では途中変更が不可となっている一方で、代理店型の大手損保会社では相談次第で柔軟に対応してもらえることもあります。より安心の補償を求める方は、契約更新を機に見直しや他社への切り替えを検討するのが効果的です。
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