財布や貯金箱に溜まりがちな5円玉や10円玉。「大量にあるけど、使いにくくて困る」という方も多いのではないでしょうか。本記事では、そんな小銭をスマートにまとめて使いやすい形に換える方法をご紹介します。
1. 銀行での両替を活用する
最も正確で安全な方法は、銀行の窓口で両替することです。ただし、多くの銀行では一定枚数以上の硬貨の取り扱いに手数料がかかる点に注意が必要です。
例えば、三菱UFJ銀行では50枚までは無料ですが、51枚以上になると手数料(550円〜)が発生します。口座に入金する形にすれば無料または安くなる場合もありますので、事前に各行の公式サイトを確認しておきましょう。
2. キャッシュレスチャージ機を活用する
イオンやセブン銀行のATMでは、小銭をチャージして電子マネーに変えられるサービスがあります。例えば、WAONやnanacoにチャージすれば、買い物にもそのまま使えるので非常に便利です。
設置店舗が限られますが、対象のATMを探せば両替の手数料もかからず、日常使いの電子マネーに変換できます。
3. コインを大量に使える店舗で使い切る
コンビニやスーパーでは、10円玉程度であれば問題なく利用できます。ただし、レジで一度に大量の硬貨を出すのは避け、事前に枚数を準備し、少量ずつ使うのがマナーです。
セルフレジがある店舗では、小銭を自分のペースで入れられるため周囲への配慮もしやすくおすすめです。
4. 郵便局の窓口での入金という裏技
意外と知られていないのが、郵便局の「ゆうちょ銀行口座への入金」です。郵便局では比較的良心的な条件で硬貨を扱ってくれるため、口座を持っている方なら検討する価値があります。
2022年からは枚数に応じた手数料が導入されましたが、それでも100枚までで110円と他行に比べて低めです。
5. 両替商や金券ショップを活用するのは要注意
一部の金券ショップでは小銭の換金サービスを行っている場合もありますが、買取額が額面より低いなど不利な条件も多いため、基本的にはおすすめしません。
どうしても手放したいという場合は、チャリティや募金箱への寄付という方法も選択肢のひとつです。
まとめ:5円玉・10円玉は「活用の工夫」で価値が変わる
使いにくいと思われがちな小銭も、両替やチャージなどの手段を知っていれば無駄なく活用できます。手数料の有無や自分の生活スタイルに合わせて、最適な方法を選びましょう。
財布や引き出しに眠る5円玉・10円玉、今日から賢く「お金」に戻していきましょう。
コメント