PayPayでは、スマホ2台を使って簡単に残高をやりとりすることができます。家族や友人同士での送金はもちろん、自分の別アカウント間で残高を移動させることも可能です。ただし、注意すべき点もあるため、この記事では具体的な手順とトラブル回避のポイントを詳しく解説します。
PayPayの残高送金機能とは?
PayPayの送金機能(P2P送金)は、PayPay残高を他のPayPayユーザーに直接送ることができるサービスです。銀行振込のように手数料がかからず、即時に送金・受け取りが完了します。
送金には「電話番号」「PayPay ID」「QRコード」などが利用でき、相手がPayPayアプリをインストールしていれば誰でも利用できます。なお、送金できるのは「PayPayマネー」「PayPayマネーライト」に限られます。
スマホ2台間で残高をやりとりする方法
もし自分の名義でスマホを2台持っている場合、それぞれに別のPayPayアカウントを登録していれば、残高を相互に送金できます。手順は以下の通りです。
- ① 送金元のスマホでPayPayを開き、「送る・受け取る」をタップ
 - ② 送金先のアカウントのQRコードを表示(「受け取る」タブから表示可能)
 - ③ 送金元スマホでそのQRコードを読み取り、送金金額を入力
 - ④ 内容を確認して「送る」をタップ
 
これで、もう一方のスマホにすぐに残高が反映されます。
同一名義での送金に関する注意点
PayPayでは原則として同一名義で複数アカウントを作成することは推奨されていません。本人確認済みのアカウントを2つ持つ場合、送金制限やエラーが発生する可能性があります。そのため、自分宛てに残高を移したい場合は「家族間送金」や「PayPay銀行経由での入出金」も検討しましょう。
また、間違ってチャージした金額を戻したい場合は、送金ではなく「銀行経由での払い戻し(出金)」を利用するのが安全です。
出金・返金したい場合の対処法
PayPayでチャージした残高のうち、「PayPayマネー」に分類されるものは銀行口座への出金が可能です。アプリの「出金」メニューから手続きし、登録済みの銀行口座を選ぶだけで数日以内に振り込まれます。
一方で、「PayPayマネーライト」や「PayPayボーナス」は出金できないため、返金したい場合は送金によるやりとりしか方法がありません。
送金時に気をつけたいセキュリティ対策
PayPayの送金は便利な反面、誤送金や詐欺トラブルの原因にもなります。必ず送金前に相手のPayPay IDや名前を確認しましょう。特にQRコード送金は一度送るとキャンセルできないため、慎重に操作することが大切です。
まとめ:残高のやりとりは正しく・安全に
スマホ2台があれば、PayPayの残高を送ることは可能です。ただし、同一名義のアカウント間送金には制約があるため、必要に応じて銀行経由の出金・再チャージを利用するのがおすすめです。間違ってチャージした場合も慌てず、PayPay公式サポートに相談すれば最適な対応策を案内してもらえます。[参照]
  
  
  
  

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