車のローンを途中完済すると利息は戻る？計算方法と注意点を解説

車のローンを組んでいて途中で売却する場合、残債の支払い方法や利息の返金が気になるところです。本記事では、車のローンを途中完済する際の利息の計算方法や、返金の有無について詳しく解説します。

車のローンの利息は途中で返金される？

車のローンを途中で完済する場合、未払いの利息分は支払う必要がなくなるため、残債の中に含まれていた利息が「戻る」という形になります。ただし、すでに支払った利息が返金されるわけではないので注意しましょう。

質問の内容を整理すると、以下の条件になります。

この場合、48万円の残債に対して40万円の買取額を充てるため、残り8万円を自己負担する必要があります。

ローンの利息は通常「元利均等返済」の方法で計算され、毎月の返済額の中に元金と利息が含まれています。

利息の総額は次のように求められます。

総支払額－借入元金＝利息総額

例えば、

この場合、ローン契約時の総支払額は約105万円（93万円＋12万円）になります。

2年間（24回）支払った場合、すでに支払った利息を除き、残り3年間の利息分は支払う必要がなくなるため、未払い分の利息が戻る形になります。

ざっくりと計算すると、約5～6万円程度の利息が減額される可能性があります。ただし、正確な金額はローン会社に確認するのが確実です。

車を売却してローンを完済する場合、以下の手続きを行う必要があります。

ローンを契約しているホンダの金融機関に連絡し、残債と途中完済時の精算金額を確認します。

買取店が直接ローン残債を精算する場合と、自分で支払う場合があります。

買取額（40万円）でカバーできない残債（48万円との差額8万円）を自己負担します。

車のローンを途中で完済する際は、未払いの利息分が減額されるため、実際の支払額が少なくなります。ただし、すでに支払った利息は返金されないため注意が必要です。正確な計算を知りたい場合は、ローン会社に確認することをおすすめします。