自動車税の支払いが期限後になった場合はどうなる?期限切れ納付書の対応と再発行の方法を解説

税金

毎年5月頃に届く自動車税の納税通知書。2025年は6月2日(月)が支払い期限となっていますが、何らかの事情でこの期限を過ぎてしまう方も少なくありません。この記事では、自動車税の支払い期限が過ぎた場合にどうなるのか、そしてその際に使える納付書や再発行手続きについて詳しく解説します。

支払い期限を過ぎたら納付できない?

結論から言えば、納付書の有効期限が切れていても基本的には支払い可能です。納付書に記載されたバーコードが使える限り、コンビニや金融機関での支払いが可能な場合もあります。

ただし、バーコードの読み取りができない場合や、支払期限が大幅に過ぎている場合は、再発行が必要になります。

延滞金はどうなるのか?

自動車税を期限までに支払わなかった場合、原則として延滞金が発生します。

延滞金は納期限の翌日から支払日までの日数に応じて計算され、概ね年8.9%(一定期間後は年14.6%)の利率で加算されます(法令に基づき変動)。ただし、1ヶ月以内の支払いであれば延滞金が発生しない、または少額で済む場合が多いです。

期限切れ納付書が使えない場合の対処法

納付書に記載されたバーコードが読み取れなくなっている場合や、金融機関・コンビニで断られた場合は、新たに納付書の再発行を依頼する必要があります。

再発行の方法は以下のとおりです。

  • 都道府県税事務所に電話または窓口で申請
  • 一部自治体ではオンライン申請や郵送申請も可能
  • 納税義務者本人であることを確認できる書類(車検証、免許証など)を提示

再発行された納付書には延滞金が加算された金額が表示されていることもあるため、金額を必ず確認しましょう。

スマホ決済・ネットバンキングでも支払い可能?

自治体によっては、LINE Pay、PayPay、au PAYなどのスマホ決済や、ネットバンキングを利用した支払いにも対応しています。

ただし、期限を過ぎた納付書ではスマホ決済ができないケースも多いため、再発行後の納付書の利用が必要になる可能性があります。

納税証明書が必要な人は特に注意

車検時に必要となる「自動車税納税証明書」は、期限内に支払いを済ませた場合に限り即時発行されることが一般的です。

期限を過ぎて支払った場合、証明書の発行が後日になることや、申請が必要になることがあるため、車検前に支払いが間に合わない場合は事前に管轄の税事務所へ確認するのが安全です。

まとめ:支払いが遅れても焦らず手続きすれば対応可能

自動車税の支払い期限を過ぎても、ほとんどの場合は納付書でそのまま支払いが可能です。バーコードが使えなくなっていたり、支払い方法に制限がある場合は、速やかに納付書の再発行を依頼しましょう。延滞金が加算される可能性もあるため、できるだけ早めの対応を心がけることが大切です。

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