会社の健康保険(社会保険)に加入したら、今まで加入していた国民健康保険(国保)は脱退の手続きが必要です。特に横浜市では、マイナンバーカードの普及も進み、オンライン対応が気になるところです。本記事では、横浜市での国保脱退の流れと注意点をわかりやすく解説します。
なぜ国民健康保険の脱退手続きが必要なのか?
国保と社保の二重加入は法律で認められていません。社保加入が確認されても、自動で国保が脱退になるわけではありません。そのため、自分で市区町村に脱退届を提出する必要があります。
放置していると、不要な国保保険料が請求され続ける恐れがあるため、早めの手続きが重要です。
横浜市での国保脱退の基本手続き
横浜市では、社保に加入した場合、以下の方法で国保脱退の手続きができます。
- 本人または世帯主が区役所の保険年金課に行って手続きを行う
- 届出には、保険証(新旧両方)・本人確認書類・マイナンバーが必要
- 公式ページ(横浜市)にある届出用紙を印刷・記入して郵送も可能
郵送の場合、簡易書留やレターパックなど追跡可能な方法が推奨されています。
オンラインでの手続きはできるのか?
2025年現在、横浜市では国保脱退の手続きを完全オンラインで完結する仕組みは整っていません(マイナポータル経由も不可)。
ただし、横浜市の公式サイトから書類のダウンロード・印刷は可能なので、自宅で準備を済ませてから郵送または持参することができます。
マイナンバーカードを保険証として使っている場合の注意点
マイナンバーカードを健康保険証として利用している場合も、国保から社保への切り替えを自動的に反映する機能は現状ありません。
マイナンバーカードは、登録された保険情報を表示するに過ぎず、保険の脱退・加入の申請には使えません。つまり、従来通りの手続き(窓口または郵送)が必要です。
必要書類と手続き時のポイント
以下は手続き時に準備しておくとスムーズです。
- 新しい健康保険証(社会保険)
- 国民健康保険証(古い保険証)
- 本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証など)
- 世帯主のマイナンバーがわかる書類(家族全員分が対象の場合)
※郵送で提出する場合は、写し(コピー)でOKです。
まとめ:脱退手続きは早めに。オンライン完結はまだ不可
横浜市では、現時点で国保脱退のオンライン手続きは対応していません。しかし、郵送または窓口提出で対応可能です。マイナンバーカードの保険証利用登録をしていても、脱退処理は別途必要です。
無駄な保険料を払わないためにも、社保加入後は速やかに区役所の保険年金課に連絡し、国保の脱退手続きを完了させましょう。
コメント