SNSで知り合った人からのPayPay送金後、“アカウントが把握されてる？”に答える安全チェックガイド

SNSなどで知らない人からPayPay送金を受けたあと「私のPayPayアカウントはもうその人に分かってしまったの？」「リンクを送ってないのに請求・送金できるようになってしまうの？」と不安になることがあります。この記事では、PayPayの送金・請求の仕組みを解説しながら、実際にどこまで相手がアカウント情報を知るか、安全に使うためのチェックポイントを整理します。

PayPay送金・受取の基本的な仕組み

PayPayでは、残高を「送る」「受け取る」操作を通じてやり取りができます。相手に送るには相手の携帯電話番号やPayPay ID、またはマイコード（QRコード）を利用します。[参照] :contentReference[oaicite:1]{index=1}

受け取り側に残高を送った場合、相手側にはあなたの「表示名」と「PayPay ID（設定していれば）」または携帯番号の一部が表示されることがあります。[参照] :contentReference[oaicite:2]{index=2}

送金を受けたあと“知られた”と感じる可能性のある情報

送金を受けた側（あなた）は、相手（送金した側）のアカウントを知っている状態ですが、逆に送金された側のあなたの詳細情報が相手に知られるかどうかが気になるところです。

実態として、相手にはあなたの本名・住所・メールアドレス・銀行口座番号といった詳細な個人情報は表示されません。表示されるのは「表示名」「PayPay ID」「（未設定時）携帯番号の一部」等です。[参照] :contentReference[oaicite:3]{index=3}

リンクを送っていないのに相手から請求や送金できる？その可能性の整理

「リンクを送っていないのに請求できるようになっている」という状態は、基本的な仕組みに照らすと次のように考えられます。

• 携帯番号・PayPay IDを相手に伝えていた場合・検索設定を有効にしていた場合：送金側があなたの番号またはIDを知っていて検索できる設定であれば、請求を行える可能性があります。[参照] :contentReference[oaicite:4]{index=4}
• しかし、何も共有せず・検索設定を無効にしていた場合：相手側があなたを検索できない可能性が高いため、請求／送金が簡単にできる“状態”になっているとは言い切れません。

つまり、「送金を受けた＝丸見え」というわけではなく、あなたがどの情報を公開／検索可能設定にしていたかが鍵になります。

安全性を高めるためのチェックポイントと対策

今回のように知らない人からの送金を受けたあと不安がある場合、以下の対策を講じておくと安心です。

• アプリの「アカウント」設定から表示名・PayPay IDを匿名／仮名に変更する。表示名が本名だとそれだけで身バレリスクがあります。[参照]
• 「送る・受け取る設定」内の携帯番号／PayPay IDの検索設定を無効にすることで、相手からあなたを検索しにくくできます。[参照]
• 知らない人からの送金・請求リンクには慎重になること。特にSNS経由で送られてきたリンクを不用意にタップしないようにしましょう。[参照]