年金の受給を繰り下げることで、受給額を増やすことができることをご存知でしょうか?しかし、繰り下げ受給が本当に得なのか、どのような点に注意すべきかについて解説します。
年金の繰り下げ受給とは?
年金は、原則65歳から受け取ることができますが、受給開始を遅らせることで受け取る金額が増える仕組みです。例えば、1年間繰り下げると、年金額が最大8%増えるため、最大で84歳まで生きれば、受給額が増えた分を取り戻すことができます。
繰り下げ受給のメリット
繰り下げ受給には以下のメリットがあります。
- 受給額の増加: 1年間繰り下げることで、年金額が8%増加します。最大で5年分の繰り下げが可能なため、最大で40%の増額が期待できます。
- 長生きするほど得をする: 長生きすればするほど、繰り下げ受給のメリットが大きくなります。特に健康状態に自信がある場合は、繰り下げ受給を選ぶ方が得策です。
繰り下げ受給のデメリット
一方で、繰り下げ受給にはデメリットもあります。
- 受給開始年齢が遅れる: 受給開始が遅れるため、初めの数年間は年金を受け取れません。退職金や貯金で生活を支える必要があります。
- 急な病気や介護が必要になった場合のリスク: 繰り下げ受給を選んだ場合、万が一健康状態が急変した場合に、年金の受給を早めることができない点がデメリットです。
退職金がある場合の選択肢
退職金がある場合は、年金の受給を繰り下げて、その間に退職金を活用することで、繰り下げ受給のデメリットをカバーできる場合があります。退職金をどのように活用するか、生活費の目安を確認して、繰り下げ受給を選ぶのも一つの方法です。
まとめ
年金の繰り下げ受給は、長生きすることを前提とする場合にはメリットがあります。しかし、受給開始年齢が遅れるため、早期に年金を必要とする場合には、慎重に判断する必要があります。退職金を活用し、生活費を確保できるのであれば、繰り下げ受給を選択することも一つの方法です。

コメント