キャッシュカードの紛失や盗難時に便利な「カードロック」機能。しかし、「カードをロックすると他からの振込も止まってしまうのでは?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。この記事では、埼玉りそな銀行のカードロック機能について、仕組みや利用時の注意点をわかりやすく解説します。
カードロックの基本機能
埼玉りそな銀行の「カードロック」とは、キャッシュカードの盗難や紛失に備えて、一時的にATMでの出金・デビット利用・店舗での支払いなどの利用を停止することができる機能です。スマホアプリやインターネットバンキングを使って即時にロックできるため、不正利用を防ぐうえで非常に有効です。
ロック中でもカード自体は有効なままで、解除すればすぐに通常通り使えるようになります。ロックといっても「カードの一時停止」と考えると理解しやすいでしょう。
カードロックと他行からの振込の関係
結論から言うと、カードロックをしても他人や他行からの振込は正常に受け取れます。つまり、給与や家族からの送金、ネットショップの返金など、口座に対する入金が止まることはありません。
カードロックはあくまで「キャッシュカードを使った操作(ATM出金・支払いなど)」のみに制限がかかるものであり、口座そのものが凍結されるわけではないためです。
口座からの出金やネットバンキングには影響あり?
ATMでの出金はカードロック中にはできませんが、インターネットバンキングやスマホアプリからの振込操作は通常通り可能です。
ただし、利用設定により一部制限がかかるケースもあるため、万が一のためにもカードロックと一緒にインターネットバンキングの取引ロックなども見直しておくと安心です。
スマホでできるカードロックの方法
埼玉りそな銀行の「マイゲート」アプリでは、簡単にカードロックの設定・解除ができます。手順は以下のとおりです。
- アプリにログイン
- 「カード管理」→「カードロック」
- ロックしたいカードを選択して操作完了
この機能は24時間利用可能なので、外出先でカードを失くした場合でも即時対応できます。
ロック中に口座を安全に保つポイント
カードロックをしていても、ログイン情報や暗証番号が漏洩していれば被害に遭う可能性もあります。定期的にパスワードを変更し、ネットバンキングのセキュリティ設定(ワンタイムパスワード・メール通知など)を有効にしておきましょう。
また、取引履歴はこまめにチェックして、不審な入出金があればすぐに銀行へ連絡することが大切です。
まとめ:カードロックで「出金のみ」制限、振込は受け取り可能
埼玉りそな銀行のカードロック機能は、カードを使った出金や支払いを一時的に制限するためのものです。他からの振込や口座への入金は影響を受けませんので、安心して利用できます。緊急時にはすぐにロックをかけ、落ち着いたら適切に解除する運用を心がけましょう。
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