愛車が古く、いつ故障してもおかしくない。さらに少し改造している──そんな車を安心して任せられる自動車保険を探している方は少なくありません。この記事では、レッカー距離が長く、改造車も受け入れてくれる保険会社の選び方とおすすめポイントを解説します。
レッカー移動距離が重要な理由とは?
故障車のレッカーサービスは、多くの保険に付帯されている基本サービスのひとつですが、無料で運んでくれる距離には制限があります。たとえば一般的には15km~50km程度が上限で、それを超えると1kmあたり数百円の自己負担が発生します。
地方での故障や、行きつけの整備工場が遠方にある場合など、長距離レッカーが必要になることもあるため、無料レッカー距離が長い保険を選ぶことが重要です。
改造車が保険に入れないことはある?
改造車といっても、エアロやマフラーなどの外観系や、ナビの追加程度の軽度なものは多くの保険で問題視されません。しかし、エンジンや足回りの改造など走行性能に影響を与える内容だと、保険会社によっては引き受けを拒否される場合もあります。
そのため、改造の内容を正確に申告し、改造車OKと明記している保険を選ぶことが大切です。
改造車も安心!レッカー距離が長い保険会社3選
以下は、改造車の受け入れに寛容で、なおかつレッカー距離の条件が優れている自動車保険の例です。
- チューリッヒ保険:レッカー距離は無制限プランあり。改造車も事前申告すれば加入可能。ロードサービスが充実。
- SBI損保:レッカー100kmまで無料対応。車検対応車両であれば軽度な改造もOK。
- セコム損保:80kmまで無料レッカー、車両補償も充実。安全性を損なわない改造であれば対応可。
※改造車の可否については、加入前に必ず個別に相談・確認してください。
補償内容はレッカー距離だけじゃない!他にも注目ポイント
故障時に備えて重視したいのはレッカー距離だけではありません。以下のようなオプションも重要です。
- 宿泊・帰宅費用の補償(遠方での故障に備える)
- 搬送先の指定自由度(自分の整備工場を指定できる)
- 24時間対応のロードサービス(突然の深夜故障にも対応)
特に古めの車を使っている方は、こうした付帯サービスの手厚さが非常に頼りになります。
保険加入時の注意点:改造内容を必ず明記しよう
改造車であっても加入できるケースは多いですが、申告しなかった場合、事故時に保険金が支払われない恐れがあります。
特に以下の改造は注意が必要です。
- 排気量アップやエンジンチューン
- 足回り・車高調の変更
- 法定外の灯火・マフラー変更
心配な場合は、写真付きで保険会社に確認するのが確実です。
まとめ:改造車でも安心できる保険選びは「誠実な申告」と「距離無制限の安心」
改造車で古めの車を日常的に使っているなら、長距離対応のレッカーサービスと改造車OKの保険会社を選ぶことが大切です。チューリッヒやSBI損保のような会社は、事前申告をすれば比較的寛容な対応をしてくれるため、まずは見積もりと相談をしてみましょう。
「いつ壊れても困らない」安心感を、保険で手に入れておくことが、これからのカーライフを支える最大の備えになります。
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