アプリで“家族の別口座”が見られなくなったとき|考えられる原因と対処法

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「スマホアプリで母親の口座と自分の口座を管理していたのに、自分の口座だけ見られなくなった…」そんなとき、実は“仕様”や“登録条件”が原因ということがあります。本記事では、山口銀行の公式アプリを使って複数口座を管理する際の制限や対処法を整理します。

山口銀行アプリで口座管理できるのは“同一支店の口座のみ”

山口銀行が提供する公式の「スマホポータルアプリ」では、登録時に入力した普通預金口座と同じ支店の口座なら複数口座を一つのIDで表示できます。:contentReference[oaicite:1]{index=1}

しかし、もし母親の口座とあなたの口座が別の支店で開設されていた場合――この条件を満たさず、アプリには最初に登録した口座しか表示されなくなってしまいます。つまり“別支店の口座は別ID登録が必要”という仕組みです。:contentReference[oaicite:2]{index=2}

別支店の口座を一つのアプリで管理したいなら――別ID登録が必要

山口銀行のFAQでは、「別支店で開設された口座は、別IDでの登録が必要」と明記されています。:contentReference[oaicite:3]{index=3}

つまり、あなたが自分のスマホであなた名義の口座を管理したい場合は、母親と同じIDではなく、新たに“あなた専用のID登録”を行う必要があります。

よくある誤解:口座番号や店舗番号を入れても“母親の口座”に飛ぶ理由

「口座番号や店舗番号を入れても、なぜか母の口座に飛ぶ」と感じるのは、この“支店の違いによるID紐づけ制限”が原因です。システム上、同じ支店以外の口座は同じIDで管理できないようになっています。前述の通り、別支店の口座には別ID登録が必要です。:contentReference[oaicite:4]{index=4}

したがって、口座番号や店舗番号が正しくても、登録してあるIDの口座と異なる口座は表示されません。

では、対処としてできることは?――アプリの再登録や銀行への相談を検討

まず、あなたの口座が別支店であれば、新たにアプリ用のIDを登録するのが基本的な解決方法です。公式アプリの「新規ID登録」から手続き可能です。:contentReference[oaicite:5]{index=5}

また、もし「以前は見られていたのに急に見られなくなった」「同じ支店なのに表示されない」といった状況であれば、アプリのバグ、アカウントの設定ミス、または銀行側のシステム変更が原因である可能性があります。そうしたときは一度銀行窓口や問い合わせ窓口に相談し、「追加登録が必要か」「システムエラーか」を確認してもらうとよいでしょう。

家族間での共有には注意が必要

銀行のシステムは「契約者=口座名義人・支店」という単位で管理されるため、家族であっても別名義・別支店の口座は、同じID内での一括管理は原則できません。

もしどうしても家族全員の口座を一つのスマホで見たい場合は、複数アカウントを同じスマホ上で切り替えて使うか、あるいは別の資産管理アプリ(たとえば複数銀行の口座をまとめられるもの)を検討するのも一つの方法です。

まとめ:まず“支店の違い”と“ID登録の条件”を確認しよう

山口銀行のスマホポータルアプリでは、同一支店の口座であれば複数口座を一つのIDで管理できますが、別支店の口座は別ID登録が必要です。そのため、母親とあなたの口座が別支店であれば、アプリ上であなたの口座が表示されないのは仕様です。

まずは支店が同じか、別なのかを確認し、必要であれば新規ID登録を試す。それでも問題が解決しない場合は、銀行窓口に問い合わせてみるのがおすすめです。家族で使う際には、この仕様を理解しておくことでトラブルを防げます。

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