JCBオリジナルシリーズと三井住友VISAカード、それぞれ年間利用額の達成特典を狙っている方にとって、残りの利用金額をどう使っていくかは重要な課題です。特に「買うものがない」場合、賢くチャージ系サービスを活用して効率的に消化したいところ。本記事では、JCBと三井住友VISAのそれぞれにおける「カウント対象・対象外」ルールを確認しながら、チャージや活用テクニックを具体的にご紹介します。
JCBカードの年間利用額達成における注意点
JCBオリジナルシリーズでは「JCB STAR MEMBERS」などの優遇制度があり、年間100万円・300万円など一定額の利用達成でポイント還元率が上がる仕組みになっています。
しかし、一部のチャージや送金はカウント対象外となるため注意が必要です。たとえば、以下のようなケースが報告されています。
- JAL PAYチャージ:利用額対象外となる傾向あり
- ファミペイ:通常はVISA等しか対応しておらず、JCBからは不可
- Amazonギフト券の購入:JCBでもカウント対象になることが多いが、必ず「直接購入」形式にする
そのため、JCB側では「モノを買う」または「カウント対象と明記されている加盟店」での利用が安全です。
三井住友VISAカードでのカウント対象とおすすめ手段
三井住友カードは、毎月の利用に応じてVポイント還元が増える仕組みがあり、特に100万円修行が人気です。三井住友の場合、以下のようなチャージ・購入は比較的柔軟にカウントされやすい傾向があります。
- Amazonギフト券(チャージタイプ)
- モバイルSuicaチャージ(ただしカード種別により異なる)
- IDAREチャージ:現時点ではカウントされるという報告あり
- Revolutチャージ:条件付きでカウントされるが改悪リスクあり
VISAタッチ対応の店舗で実店舗消化もおすすめです。コンビニやドラッグストアなど、生活費を「前倒し」で支払う形にすれば無理なく達成を目指せます。
チャージ系の活用例:手元のサービスをどう使う?
あなたの手元にあるサービスをもとに、活用プランを提案します。
- JAL PAY:JCBチャージは利用実績に含まれない可能性大のため注意。今後のアップデートや公式見解を確認しながら利用を検討。
- ANA PAY:VISA対応。三井住友からのチャージは現時点ではカウントされやすい(2024年時点)。
- IDARE:VISAチャージが可能。アカウントに入金し、送金で資金を戻すことで循環可能なケースも。
- Revolut:VISA経由でチャージし、後日返金処理も可能だが、監視が強化されているため多用はリスク。
この中で「最も安全性が高い」のは、Amazonギフト券チャージ(自分用)です。普段の支払いに活用でき、ほぼ確実に利用実績に反映されます。
非課税の「無駄買い」を避けたい人のための工夫
「本当に欲しいものがない」場合は、以下のような方法で消化を進めてみましょう。
- 公共料金や保険料をクレカ払いに切り替える
- ふるさと納税サイトでクレカ決済(楽天ふるさと納税など)
- Apple IDやGoogle Playへのチャージ:将来のアプリ支払いに備える
- サブスク年払い:YouTube PremiumやAmazon Primeなど
ポイント還元の効率は落ちるかもしれませんが、無駄な買い物をせずに年間達成を目指すならこれらの手段が有効です。
まとめ:年間達成は「対象に含まれるか」がカギ。堅実消化で最大還元を
JCBや三井住友VISAの利用特典を狙うなら、「この支払いはカウントされるか?」を常に意識した選択が必要です。チャージ系は便利ですが、対象外となるケースもあるため、必ず最新情報を確認しましょう。Amazonギフト券・サブスク年払い・ふるさと納税といった堅実な支払いを活用すれば、無駄なく年間利用額達成が可能です。
コメント