田舎暮らしで持ち家・畑ありの独身生活|月の支出は?倹約と浪費、結婚後の比較まで

家計、節約

地方に持ち家があり、軽トラや畑(米以外)も保有している独身者の暮らしは、都市部に比べてコストを抑えやすい反面、生活スタイル次第で支出は大きく変動します。本記事では、「倹約型」「浪費型」それぞれの月の支出イメージと、結婚後にかかる生活費の変化について詳しく解説します。

持ち家・畑ありの田舎暮らしの支出構造とは?

家賃がかからず、食材の一部を自給できるため、固定費と食費が大幅に抑えられます。交通費は車が必須のためガソリン代や車両維持費がかかる点が都市部と異なります。

また、地方自治体によっては軽自動車税や上下水道代が都市部より安価で済むことも多く、全体として非常に低コストな生活が可能です。

倹約型の支出イメージ(独身)

項目 月額(目安)
食費(野菜・果物など自給) 10,000円
水道・光熱費 12,000円
通信費(格安SIM+ネット) 5,000円
ガソリン・車維持費(軽トラ) 10,000円
雑費・消耗品 5,000円
合計 42,000円

自給率の高い生活ができる場合は、月4〜5万円での生活も十分可能です。

浪費型の支出イメージ(独身)

項目 月額(目安)
食費(外食や買い物増) 35,000円
水道・光熱費 15,000円
通信費(大手キャリア+動画サブスク) 10,000円
ガソリン・車維持費 15,000円
趣味・交際費・ネットショッピング 30,000円
合計 105,000円

買い物が増えたり、ネットや娯楽への支出が膨らむと、月10万円を超えるのは珍しくありません。

結婚した場合の支出変化

二人分の生活となるため、当然支出は増えます。ただし、家賃や光熱費など共有できるコストもあるため、一人あたりの負担は下がる可能性もあります。

項目 月額(目安)
食費(2人分・自炊中心) 35,000円
水道・光熱費 18,000円
通信費(2人分) 10,000円
ガソリン・車維持費 20,000円
交際費・育児費用(なし前提) 20,000円
合計 103,000円

結果として、月10万円前後の支出で夫婦生活も可能です。ただし、将来の出産や教育を見越して計画的な貯金が必要になります。

実例:田舎暮らしで支出を最適化した事例

40代男性(独身・高知県在住)の例では、野菜の自給・雨水タンクの導入・ソーラーパネルの設置などで、月の支出を35,000円に抑えています。中古の軽トラも地元の整備工場と良好な関係を築き、修理費を最小限にしているとのこと。

一方で、40代夫婦(熊本県)では、共働きで月収40万円のうち、月13万円程度で生活し、残りを貯蓄・子どもの教育費に充てているケースもあります。

まとめ:田舎暮らしは生活スタイルで支出が大きく変動

田舎で畑や軽トラ、持ち家を活用した生活は、支出を抑える余地が非常に大きいです。倹約型なら月4万円台からの生活が可能ですが、浪費が増えると都市部並の支出にもなり得ます。

結婚後も生活の設計次第で支出を最適化できるため、目的と価値観に応じた家計管理を心がけましょう。

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