スマートフォンから簡単に口座開設できるようになったゆうちょ銀行。来店不要で手軽に始められる一方で、「キャッシュカードは自動的に届くのか?」という疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。本記事では、スマホでゆうちょ銀行の口座を開設した場合のキャッシュカードの発行や受け取りについて、手続きの流れとともにわかりやすく解説します。
スマホで開設できる「ゆうちょダイレクト+」とは?
ゆうちょ銀行では、2022年よりスマートフォン専用アプリ「ゆうちょ通帳アプリ」から新規口座を開設できるサービスを提供しています。このオンライン開設口座は「ゆうちょダイレクト+(プラス)」と呼ばれ、キャッシュカードを原則発行する形になっています。
このサービスは24時間いつでも申込可能で、郵便局へ行かなくても開設が完了するため、忙しい人や近くに郵便局がない人にも人気です。
キャッシュカードは申し込み後に自動で届くのか?
スマホから口座開設をした場合、キャッシュカードは自動的に発行・郵送されます。別途申請は不要で、通常は審査・口座開設完了後、1〜2週間程度で登録住所に簡易書留で届きます。
ただし、本人確認書類に不備があったり、住所に誤りがあった場合は手続きが止まってしまい、発送が遅れる可能性もあるため、申込時は入力内容を慎重に確認することが大切です。
キャッシュカードが届かないときに確認すべきこと
通常の流れであれば、口座開設完了メールが届いた後、数日以内にカードが発送されます。もしも2週間以上経ってもカードが届かない場合、次の点を確認してください。
- ゆうちょ通帳アプリ内での手続きが完了しているか
- 登録住所に間違いがないか
- 郵便局で「不在通知」が届いていないか
いずれも問題がない場合は、ゆうちょ銀行の問い合わせ窓口に連絡しましょう。
キャッシュカードが届いたあとの初期設定
キャッシュカードが届いたら、ATMでの初回利用時に暗証番号の設定を行う必要があります。また、キャッシュカードを使って「ゆうちょダイレクト(ネットバンキング)」への登録を行うと、より便利に取引が可能になります。
ネットバンキングを利用すれば、通帳がない口座でも残高確認や振込などがスマホひとつで完結できます。
キャッシュカードの代わりにスマホで取引する方法も
キャッシュカードが届くまでもどかしい場合、「ゆうちょ通帳アプリ」や「ゆうちょPay」などのアプリを活用すれば、スマホだけである程度の取引が可能です。
ただし、ATMでの現金の引き出しなどはキャッシュカードが必要になるため、完全にカードレスでは生活できない点には注意が必要です。
まとめ:スマホ口座開設後、キャッシュカードは原則自動で届く
ゆうちょ銀行でスマホから口座を開設した場合、キャッシュカードは特別な手続きをしなくても自宅に郵送されます。通常1〜2週間以内に届きますが、不備があると遅れることもあるため、申込時の情報入力は慎重に行いましょう。
キャッシュカードが届いたら、ATMでの暗証番号設定やゆうちょダイレクトの登録を済ませて、便利に活用していくことをおすすめします。
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