Wise(ワイズ)口座に第三者から送金できる?仕組みと誤送金時の対応方法を解説

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海外送金に便利なWise(旧TransferWise)は、個人利用者を中心に人気を集めています。しかし、口座への入金に関しては注意すべき点があります。とくに「第三者からの送金」は多くの人が誤解しやすいポイントです。本記事では、Wise口座に第三者から送金できるのか、また誤送金してしまった場合の対応方法について詳しく解説します。

Wise口座には第三者からの送金はできないのか?

基本的に、Wiseでは「口座名義人と送金者が一致していること」が入金の前提条件です。つまり、第三者から直接Wise口座に銀行振込することはできません。

公式のヘルプページでも、第三者による入金は拒否または返金される旨が明記されており、本人確認が取れない振込についてはWise側が処理せず返金手続きに入る可能性が高いです。

誤って第三者名義から送金してしまったら?

たとえば、三菱UFJ銀行から自分の名義で、友人のWise口座へ10万円を振り込んだ場合、この入金は正常に処理されません。Wiseの仕組みにより、送金者名義と受取人の名義が一致していないと、自動的にエラーとして処理され、資金が送金元に戻される流れとなります。

ただし、処理には数営業日かかるため、すぐに残高に反映されないことがあります。

返金されるまでにかかる時間は?

Wiseが不一致を確認し、返金を開始した場合、以下の期間が目安です。

  • Wise側での確認と処理:2〜5営業日
  • 銀行への返金反映:さらに1〜3営業日

トータルで最大1週間程度かかるケースもあるため、焦らず様子を見ることが大切です。

返金されない場合はどこに問い合わせるべきか

次のようなステップで対応するのが推奨されます。

  1. Wiseのサポートに連絡(英語対応のみ、日本語はメールのみ)
  2. 送金元の銀行(三菱UFJ銀行)に組戻し申請を依頼
  3. Wise Payments Japan(国内法人)にも問い合わせるとスムーズ

このように、両社に並行して問い合わせることで、処理状況の確認や返金の催促が可能になります。

今後同じミスを防ぐための注意点

Wiseへの入金を行う際は、必ず「Wise口座名義と同じ名義の銀行口座」から送金することを確認しましょう。もし友人などに送金する場合は、以下の方法が推奨されます。

  • 国内銀行口座に直接送金してもらい、その資金をWiseに自分でチャージして送る
  • Wise内の「送金リンク」や「招待コード」を利用して送金先を正確に指定する

このように手順を踏むことで、誤送金や入金拒否のリスクを避けられます。

まとめ:Wiseには第三者からの直接送金は不可。誤送金時は返金処理を待とう

Wiseでは、送金者と受取人の名義が一致していなければ入金されないため、第三者からの直接送金は基本的に拒否されます。万が一送金してしまっても、資金はWiseが返金処理を行うため、焦らず処理完了を待つか、サポートへ連絡を行いましょう。

トラブルを避けるためにも、Wiseの送金ルールを正しく理解した上で利用することが重要です。

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