共働きの40代夫婦+中学生・小学生の4人家族で、住居費や教育費を除いても毎月約42万円の生活費。これを賢く減らすには、費目ごとに削減可能なポイントを見つけ、具体的な対策を行うことが有効です。本記事では、17万円の食費をはじめ娯楽・光熱など全費目を丁寧に見直し、ローコストで心豊かに暮らす方法をご紹介します。
食費17万円を15%圧縮する方法
月17万円はわが家の主な支出ですが、工夫次第で3万円程度の削減が期待できます。
- まとめ買いと業務スーパーや地元スーパーの活用で単価を抑える
- 作り置きや弁当を取り入れることで外食・中食を月5回→1〜2回に減らす
- 旬物中心・肉の購入量減で栄養バランスを維持しつつ節約
娯楽費5万円を家族時間で変える
娯楽費はお出かけ費用や習い事・動画配信などが中心かもしれません。
休日外出は月2回程度に絞りながら、公園や図書館など無料施設を積極活用することで、月2〜3万円の節約が可能です。
また、Netflix・Amazon Primeなど複数の動画配信は家族で「これだけ」に絞り込む検討も有効です。
光熱・通信・日用品をセットで見直す
費目 | 現状 | 見直し案 | 目標削減額 |
---|---|---|---|
光熱費 | 2.5万 | 夏冬のエアコン設定温度+電力自由化プラン | ▲5千円 |
通信費 | 1万 | 格安SIM・家族プランへの見直し | ▲3千円 |
日用品 | 2.5万 | 詰替え品・ポイント還元店中心購入 | ▲1万円 |
これら3項目の見直しで、月額約2万円程度の節約を目指せます。
車・保険・特別費を効率化する工夫
車関連(2.5万)は、燃費改善・駐車場見直し・リース切替などで▲5千円程度の改善が可能です。
保険(学資保険含む1.5万)も、必要保障額を見直し、掛け捨て保険+貯蓄型への再構成で月5千円〜1万円程度の節約も見込めます。
特別費(4万)については、年間支出項目をブレイクダウンし、「家電故障時のみ支出」などルールを設定することで、波をなだらかにし、月2〜3万円支出の月を買い控える運用に変えられます。
全体の見直しイメージと年間削減額
下記は見直し後の月間想定支出です。
- 食費:14万円(▲3万円)
- 娯楽費:3万円(▲2万円)
- 光熱・通信・日用品:4万円(▲2万円)
- 車・保険:3.5万円(▲1万円)
- 特別費:3万円(▲1万円)
合計▲9万円の削減で、支出は約33万円に収まり、年間では108万円の家計改善が実現できます。
まとめ:小さな改善×継続が大きな効果を生む
1つずつの改善は小さくても、複数を積み重ねていくことで、4人家族の生活費を年間100万円以上圧縮することも夢ではありません。大切なのは、無理なく続けられる範囲で継続していくことです。
まずは今月だけでもできるところから見直し、「振り返りと改善」を半年単位で繰り返すことで、着実に家計にゆとりが生まれてくるでしょう。
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