最近、「チャージスポット」というモバイルバッテリーのレンタルサービスから不明な金額が何度も引き落とされているという報告が増えています。この記事では、なぜこのようなことが起こるのか、どこに連絡すべきか、そして被害を最小限に抑えるための具体的な対処法について解説します。
チャージスポットの仕組みを再確認
チャージスポットは、街中のコンビニや駅などで利用できるバッテリーレンタルサービスです。スマホアプリを通じて利用時間が記録され、返却が遅れると延滞料金が発生する仕組みです。
この料金体系には注意が必要で、一定時間を超えると自動的に購入扱いになり、最大で3,650円の請求が発生することがあります。これは「バッテリーを買い取った」とみなされるためです。
なぜ複数回引き落とされるのか?
実際に発生したケースでは、返却処理がうまく完了していない、もしくは「借りたまま別の場所で再度借りた」ことにより、複数台のバッテリーが未返却扱いになっていたという事例があります。
また、家族や友人と同じアカウントで複数人が使っていたことによって、思わぬ重複請求が発生した例も見受けられます。
最初に相談すべきはどこか?
まずは、チャージスポットの公式問い合わせフォームからサポートに連絡するのが基本です。引き落とし内容やアカウント状況を確認してもらいましょう。
その上で、身に覚えがない、または対応に不満がある場合には、銀行のデビットカード窓口に「不正請求の可能性」として相談しましょう。カード停止や再発行、返金手続きのサポートをしてくれることがあります。
カード情報を切ったのは正しい判断
チャージスポットの利用履歴に不審な点がある場合、カードの停止や再発行は非常に有効な対処法です。これにより、今後の不正利用を防ぐことができます。
カード情報を停止した後は、新しいカードが届き次第、各種サービスへの登録情報の変更もお忘れなく。
被害を防ぐためのチェックリスト
- チャージスポットの利用履歴を確認する
- 返却済みかどうかをアプリで再確認する
- チャージスポットに問い合わせ履歴を残す
- 銀行に不審な引き落としとして相談する
- カード情報は再発行・更新を行う
また、万が一チャージスポット側からの返答がない場合には、消費生活センター(188)などの公的機関に相談することも検討しましょう。
まとめ:慌てず順を追って対応を
チャージスポットからの不明な引き落としは、延滞料金やシステム上の処理ミスが原因である可能性が高いです。まずは公式サポートへの問い合わせ、次に銀行への相談という順で対応しましょう。
被害を最小限にするためにも、日頃からアプリの利用履歴やカード明細をこまめにチェックする習慣をつけることが重要です。
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