ゆうちょ銀行で小銭を指定して引き出すと手数料はかかる?窓口利用のポイントと注意点

貯金

日常の中でイベントの準備やお釣り用に小銭が必要になる場面は少なくありません。そんな時に頼りになるのがゆうちょ銀行の窓口サービスですが、小銭を枚数指定して引き出す場合に手数料が発生するかどうかは知っておきたいポイントです。

ゆうちょ銀行での「小銭引き出し」の基本

ゆうちょ銀行では、通帳またはキャッシュカードを使って口座から現金を引き出すことが可能です。通常のお札の引き出しはATMでも行えますが、小銭を枚数指定して引き出す場合は窓口利用となります。

窓口では、口座からの引き出しであっても硬貨の枚数に応じて手数料が発生する場合があります。これは2022年1月に改定されたゆうちょの硬貨取扱手数料によるものです。

具体的な手数料の内訳(2024年時点)

ゆうちょ銀行窓口での硬貨取扱には、以下のような手数料が適用されます(口座からの引き出し・預入問わず共通)。

硬貨枚数 手数料(税込)
1~50枚 無料
51~100枚 550円
101~500枚 825円
501枚以上 1,100円

つまり、500円玉20枚+100円玉20枚=計40枚であれば手数料は無料です。

無料で済ませたい場合のポイント

手数料を避けるには、50枚以内に収めることが大前提です。たとえば、各20枚ずつの小銭指定なら無料の範囲内です。ただし、窓口での対応時間帯や混雑状況によっては受付が制限されることもあるため、事前に電話での確認をおすすめします。

また、通帳やキャッシュカードの持参が必要です。本人確認が求められる場合もあるため、運転免許証などの身分証明書も携帯しておくとスムーズです。

両替目的の場合は注意が必要

「小銭引き出し」と「両替」は取り扱いが異なります。口座引き出しであれば50枚以内は無料ですが、現金でお札を出して小銭を受け取る「両替扱い」の場合は1枚目から手数料がかかることもあります。

そのため、小銭が必要な場合はなるべく自身の口座からの引き出しとして依頼するようにしましょう。

代替案:ATMや商業施設での工夫

もし急ぎで窓口に行けない場合、以下のような工夫もできます。

  • ATMで端数のある金額(例:9,980円など)を引き出すことで、少量の小銭を得る
  • コンビニやスーパーでの会計時に小銭を多めにお釣りとして受け取る
  • コイン精算機のある商業施設や両替機を活用する

これらは緊急時や手数料を避けたい場合の一時的な対処法として有効です。

まとめ:小銭を指定して引き出すなら「枚数と方法」に注意

・ゆうちょ銀行の窓口で小銭を枚数指定して口座から引き出す場合、50枚以内は手数料無料
・両替目的や51枚以上の引き出しには手数料がかかる
・通帳やキャッシュカード、本人確認書類を持参しておくと安心
・代替方法としてATMや商業施設の利用も検討を

必要な小銭を手数料なしで手に入れるには、枚数の確認と手続きの方法をしっかり把握しておくことがカギになります。

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